24色のペン:暴力の「突風」しのぐ 特定妊婦支える沖縄のシェルター=清水有香

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24色のペン毎日新聞 2026/3/17 06:00(最終更新 3/17 06:00) 有料記事 2701文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ママになる女性を支援する「おにわ」を仲間たちと作った琉球大教授の上間陽子さん=東京都千代田区で2026年2月25日、宮本明登撮影 窓から日の光が降り注ぐ2階建ての一軒家。パステルカラーの壁が部屋を明るくし、庭では桜やシークワーサー、マンゴーの木が季節を彩る。 10代の妊産婦を支援する施設として2021年10月に生まれた沖縄の「おにわ」。教育学が専門の琉球大教授、上間陽子さんが仲間たちと始めたシェルターだ。 ドメスティックバイオレンス(DV)に虐待、レイプ。上間さんは暴力にさらされる沖縄の少女たちの聞き取りを続けてきた。 風俗業界で働く女性たちの調査を始めたのは12年夏。話を聞かせてくれたほとんどが10代で子どもを産み、ひとりで育てるために夜の仕事に就いていた。 そうしてなんとか自分の居場所を作ってきた女性6人の声を書きとめ、初めての著書「裸足で逃げる」(太田出版)を17年に刊行した。 執筆から10年。「十年後」と題した1万3000字の書き下ろしを加え、昨年12月、文庫版が筑摩書房から発売された。ともに夜の街を歩いて調査し、親交の深かった七つ年下の社会学者、打越(うちこし)正行さん(享年45)の一周忌にあわせた刊行だった。 <「公」を広げていく。それがなければ、みんなにとっての底上げはない> 「十年後」にそう書いた。調査から支援の道に踏み出した上間さんの目には今、どんな景色が映っているのだろう。ひとりぼっちのママたち 上間さんは「裸足で逃げる」の執筆を終えてすぐ、今度は10代で母親になった沖縄の女性たちの調査に取りかかった。「夜の街で働く子たちより、もう一段厳しい状況にある」。聞き取りを続けながら実感した。 例えばキャバクラで働きながら子育てしている女性たちには夜、子どもを預かってくれる誰かがいた。だが新しい調査で出会ったのは、孤立無援のまま母親になった女性たちだった。 あるひとは恋人から暴力を受けた後、家に帰ろうにもアルコール依存状態の家族がいるため戻れず、団地の外階段の下で眠った。女性たちの口から、子どもの頃に受けた性虐待の記憶が語られることも少なくなかった。 「キャバの子たちは自転車操業で家計を回しながらも日々のルーティンがあり、それを一緒にこなす誰かがいた。けれど、この子たちには…この記事は有料記事です。残り1806文字(全文2701文字)【前の記事】雑草から見える社会 その魅力を伝授する台湾の2人組=鈴木玲子関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>