化粧品にアスベスト混入の可能性 中皮腫発症した元販売員の労災認定

Wait 5 sec.

2026年3月23日 16時04分高橋昌宏 玉木祥子亡くなった女性の長女(右)が記者会見に臨んだ=2026年3月23日午後3時9分、宮城県庁、高橋昌宏撮影 土鉱石を細かく砕いて粉末にしたタルク(滑石)を含む化粧品に、石綿(アスベスト)が混ざっていた可能性があるとして、化粧品会社の元販売員で、悪性胸膜中皮腫を発症後に亡くなった宮城県の女性(当時68歳)について、仙台労働基準監督署が労災認定をした。仕事中に石綿を吸い込んだ可能性があると判断した。 支援団体の「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」(東京)が23日発表した。会によると、石綿による健康被害で、化粧品販売員が労災認定を受けたのは全国初。 女性は1974年3月~77年6月、化粧品会社に勤務。顧客からの化粧品の相談対応、メーキャップの施術をしていた。体調が優れず、24年4月に仙台市の病院を受診したところ、石綿が主な原因とされる悪性胸膜中皮腫と診断された。8月、仙台労働基準監督署に労災を請求したが、10月に亡くなった。その後、女性の長女が引き継いで請求。労基署は25年12月、労災認定を決めた。タルクとは タルク(滑石)はケイ酸マグネシウムを主成分とする天然の鉱物。アスベストと鉱脈が近いため、アスベストが混入するおそれがある。労働安全衛生法では、重量の0.1%を超えるアスベストを含むタルクの流通を禁止している。 アスベストを含まないタルクは粉末にして建材や塗料、ゴム、化粧品などさまざまな製品に使われている。さらさらとした手触りが特徴で、化粧品ではファンデーションやアイシャドーなどに配合されている。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちら関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月23日 (月)「メンタル」で膨らむ傷病手当ホルムズ海峡に「安全回廊」か「9条の制約」トランプ氏に説明3月22日 (日)米、イラン産原油購入を容認京都、民泊営業「0日規制」案BTS復帰公演「久しぶりだね」3月21日 (土)ホルムズ海峡 米が貢献要求対米投資 第2弾は11兆円超地下鉄サリン事件から31年3月20日 (金)米長官、トランプ氏と矛盾維新が慎重、都構想足踏みまとめサイトに無断転載容疑トップニューストップページへ米国連大使、日本が自衛隊支援を「約束」と主張 木原官房長官は否定14:10「紀州のドン・ファン」事件 殺人罪に問われた元妻に高裁も無罪判決15:05化粧品にアスベスト混入の可能性 中皮腫発症した元販売員の労災認定16:04「わさビーフ」生産再開、重油の調達先確保 ニュースみた卸から連絡15:44「マイナ免許は切り替えご注意!」 苦情相次ぎ警察が異例の呼びかけ10:00中華料理チェーン店から消える「コーテル」の符丁 背景を探った11:00