ストーリー 川上珠実毎日新聞 2026/3/23 15:00(最終更新 3/23 15:00) 有料記事 2636文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ピアノ部門小学校の部で全国1位になった中村崇仁さん=横浜市西区の横浜みなとみらいホールで2013年11月30日、西本勝撮影 ピアノといえば、子どもの習い事の定番だ。 将来にわたる趣味になればと願う親は多いが、実際に高いレベルで続けた子どもはピアノから何を学び、どんな大人に成長するのだろう。 小学6年のとき、国内屈指のレベルを誇る「全日本学生音楽コンクール」のピアノ部門小学校の部で全国1位に輝き、現在は国家公務員として働く中村崇仁さん(24)の場合は? この記事は2回に分けて掲載します。 後編 ピアノが糧に 学生音コン全国1位の小6が国家公務員になるまで(3月24日午後3時に公開予定) <前編の主な内容> ・歴代入賞者にはプロも ・教えていないのに…3歳で奏でた曲 ・発表会の代わりにコンクール挑戦 ・学生音コンの「全国大会に行きたい」 ・東京大会本選でハイドンを選んだ理由 ・参考にしたメンタルトレーニング本歴代入賞者にはプロも 「小学生にとっては一番大きなコンクール。記念受験みたいなものだったんです」 中村さんは東京都内の小学校に通っていた2013年9月、毎日新聞社が主催する第67回全日本学生音楽コンクールに初出場した。 「学生音コン」と呼ばれるこの大会は1947年に始まり、各地の小中高校生らがピアノやフルート、バイオリンなどの部門ごとに地区大会の予選と本選、全国大会の三つのステップで腕を競う。 音大出身者やプロの演奏家を親に持つ出場者も多く、歴代入賞者の中にはプロとして活躍する人も少なくない。 一方、中村さんの両親は一般大学の出身で、母(51)は幼少期から趣味でピアノをたしなんできた程度だった。 「どんな家庭環境で育って、日々どんな練習をしたら、ここに名を連ねられるんだろう」 母自身、以前はそう考えており、「まさか我が子が優勝するなんて思いもしませんでした」と打ち明ける。 しかし、中村さんの音感の良さは幼いころから目を見張るものがあったという。教えていないのに…3歳で奏でた曲 中村さんの自宅のリビングには、アップライトピアノがあった。 母はある日、息子がピアノの鍵盤をたたいて奏でるメロディーを聞き、思わず振り向いた。 まだ3歳のころだ。 それは、自分がたまに弾いていた「クシコス・ポスト」だった。 「♪タタター、タタター、タタタタター」で始まる、運動会でおなじみのアップテンポなあの曲だ。 一つ一つの音を正確に奏でているわけではないが、大まかな音域やリズムは合っている。 弾き方を教えたことはなかったが、母の演奏を聞いてまねをしているようだった。 それでも、中村さんがピアノを習い始めたのは小学校に入学してからだった。 自宅に来てくれる先生をインターネットで探した母は当初、「趣味として楽しくできれば」という軽い気持ちだったという。発表会の代わりにコンクール…この記事は有料記事です。残り1517文字(全文2636文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>