深層サイエンス:次の「東日本大震災」は予測できるか 切り札は「小さな地震」

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深層サイエンス深掘り図解あり 垂水友里香毎日新聞 2026/3/23 10:00(最終更新 3/23 10:00) 有料記事 1859文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷日本海溝沿いの過去の大地震と25年の二つの地震活動 2011年の東日本大震災前には、マグニチュード(M)7クラスの前震や、ゆっくり断層がずれ動く「スロースリップ」など、巨大地震へとつながるさまざまな「シグナル」があった。この間、地震学の知見は大きく見直され、観測網の整備も進んだ。震災から15年がたった現在、地震学に「あの日」を予測することはできるのだろうか。切り札は「小さな地震」だという。 東日本大震災の震源域のすぐ北の海域で25年、専門家の注目を集める二つの地震活動があった。11月の三陸沖の群発地震活動(M6・9)と、初めて北海道・三陸沖後発地震注意情報が出された12月の青森県東方沖を震源とする地震(M7・5)だ。 「M6クラスなどのたくさんの地震を巻き込みながら震源域を拡大し、最終的に大きな地震につながる事例を私たちはずっと見てきた。今後もきっと起きるだろう」。東北大大学院の日野亮太教授(海底地震学)は、二つの地震が警戒されたこの海域特有の背景をこう説明する。 東日本大震災や、1968年の十勝沖地震(M7・9)、94年の三陸はるか沖地震(M7・6)はこうしたタイプの地震だった。 東日本大震災前の地震学の根底には、プレートが陸の下に潜り込む滑り面において、強くくっつく場所「アスペリティー(固着域)」があり、この場所が破壊されることで、同じ場所で同じ規模の地震が繰り返し起こるとする「アスペリティーモデル」があった。一方で震災は、「宮城沖」など個別に想定していた固着域を巻き込んで、広範囲を破壊した。巨大化前にスロースリップ拡大か 震災を受け、現在は大小さまざまな複数の固着域のグループがあると考えられており、単体で壊れた場合は小規模の地震に収まるが、組み合わせて破壊されると地震が巨大化すると解釈されている。 地震巨大化の試金石になるとみられているのが、スロースリップの拡大だ。90年代以降、観測網が整備されたことで見つか…この記事は有料記事です。残り1063文字(全文1859文字)【前の記事】国産レアアース、中国比コスト20倍でも 「非現実的ではない」関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>