2026年3月18日 17時05分米田優人最高裁判所の大法廷=2024年12月、東京都千代田区、遠藤隆史撮影 「一票の格差」が最大3・13倍だった昨年7月の参院選は「投票価値の平等」を定めた憲法に違反するかが争われた訴訟で、最高裁第二小法廷(高須順一裁判長)は18日、裁判官15人全員が参加する大法廷(裁判長=今崎幸彦長官)で審理すると決めた。大法廷は年内にも統一判断を示す見通し。 一票の格差は、議員1人あたりの有権者の数が選挙区ごとに異なり、一票の価値に差が出る問題を指す。昨年7月の参院選で議員1人あたりの有権者が最も多い神奈川は、最も少ない福井の3・13倍で、一票の価値が3分の1に満たないといえる。衆参の国政選挙のたびに、二つの弁護士グループが選挙の無効を求めて全国で一斉に裁判を起こしている。 各地の高裁判決は、国会の格差是正の取り組みが不十分として違憲の一歩手前の「違憲状態」としたのが11件で、「合憲」は5件だった。 最大格差が3・03倍だった2022年の参院選について、最高裁大法廷は23年の判決で「合憲」と判断したが、格差是正は「喫緊の課題」だとして国会に是正を促した。だが、是正は進まないまま、今回の参院選が実施された。 違憲状態とした11件は「格差是正に対する熱意の低下がうかがわれる」(福岡高裁)などと述べ、国会の姿勢を問題視した。合憲とした5件は、抜本的な改革をすぐに進めることの難しさを挙げて国会への理解を示した。ただ、「28年の次回参院選までに是正できなければ違憲の判断も免れない」(東京高裁)と言及した例もあった。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人米田優人東京社会部|最高裁専門・関心分野司法、刑事政策、消費者問題関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月18日 (水)艦船派遣 圧力増すトランプ氏被爆者の森重昭さん死去赤飯給食 3.11と重なり廃棄3月17日 (火)沖縄・辺野古沖で船2隻が転覆親子3人殺害 被告に無期懲役ミラノ冬季パラが閉幕3月16日 (月)WBC 日本、準々決勝で敗退バンクシーの正体を特定「ホルムズ海峡に船舶を」3月15日 (日)JR東日本、運賃値上げイランの石油輸出拠点を爆撃WBC、きょう準々決勝トップニューストップページへイラン攻撃「不支持」82%の異例さ 米国の戦争に対する世論の変遷16:00高市首相「できないことはできない、と伝える」 トランプ氏と会談へ11:10中道・立憲・公明3党、そろって国民会議参加へ 党首会談で合意14:20広中平祐さん死去 フィールズ賞受賞の数学者・元山口大学長16:00NHK会長「国民的イベント、議論の場が必要」 地上波なしのWBC16:50スーパー「津田沼の激戦」半世紀 1強イオン、ヨーカドー跡に出店16:00