2026年3月18日 9時18分松本江里加死亡した松本笑乃さん=松本亜里沙被告のSNSから 生後11カ月の娘への傷害致死罪に問われた松本亜里沙被告(29)に無罪を言い渡した3日の福岡地裁判決について、福岡地検は17日の期限までに控訴せず、被告の無罪が確定した。 被告は2018年7月、福岡県川崎町の当時の自宅で、長女笑乃(えの)さんの頭部に何らかの暴行を加えて後頭骨骨折などのけがを負わせ、3日後に急性硬膜下血腫などで死亡させたとして起訴された。「故意に暴行していない」と起訴内容を否認していた。 判決は専門家らの証言から「後頭部の出っ張り付近をそれほど強くない力で一度打撲することによっても生じる」と認定し、けがは(被告の持病の)てんかん発作による落下や転倒で生じた可能性があると判断した。 被告をめぐっては、22年2月の逮捕から25年8月の保釈まで勾留が3年半に及び、被告は取材に対し「納得がいかない」と話した。 弁護側によると保釈請求は「罪証隠滅の恐れ」を理由に裁判所から棄却され続け、9回目で認められたという。 元裁判官で日大法科大学院の藤井敏明教授(刑事訴訟法)は「早い段階で保釈すべきだったのではないか」と問題視する。 「罪証隠滅の恐れ」は、証人への「働きかけ」によって裁判所が判断を誤る可能性がある場合などを言う。今回、勾留によって家族とのつながりが絶たれるといった不利益と比べ、その恐れは低かったと藤井教授はみる。 今回の事件では最終的に医学的な立証がポイントになったが、検察側は「被告がストレスを抱えていた」などと動機を主張しており、関係する親族への働きかけも警戒したとみられる。 被告の働きかけにより証人となる医師や親族らの証言が不当にゆがめられ、裁判所の判断が誤ったものになりえるのか。罪証隠滅の「実効性」について「裁判所はより具体的に判断すべきだ」と話す。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人松本江里加西部報道センター専門・関心分野地方創生、子どもの権利、福祉,など関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月18日 (水)艦船派遣 圧力増すトランプ氏被爆者の森重昭さん死去赤飯給食 3.11と重なり廃棄3月17日 (火)沖縄・辺野古沖で船2隻が転覆親子3人殺害 被告に無期懲役ミラノ冬季パラが閉幕3月16日 (月)WBC 日本、準々決勝で敗退バンクシーの正体を特定「ホルムズ海峡に船舶を」3月15日 (日)JR東日本、運賃値上げイランの石油輸出拠点を爆撃WBC、きょう準々決勝トップニューストップページへイラン攻撃「支持できない」トランプ氏指名の情報機関トップが辞意5:30トランプ氏「NATOや日豪韓の助け不要」 強弁するも状況変わらず5:13勤務中の離席記録にトイレの記載 社員「苦痛だ」パワハラと線引きは6:00コメ在庫「最大270万トン程度も」農水省試算 適正量大きく上回る7:00リーフの外に出た途端、消えた船体 辺野古沖2人死亡、乗組員が証言18:30中央線沿線の地価が大幅上昇 国分寺や国立、立川…安心感が後押し?6:30