特派員の目:日韓懸案の日に流れた両国をつなぐ音楽=日下部元美

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特派員の目毎日新聞 2026/3/18 10:00(最終更新 3/18 10:00) 900文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷松田聖子さんのコンサート会場で記念撮影するファンら=韓国・仁川市で2026年2月22日午後4時20分、日下部元美撮影 2月22日の「竹島の日」と3月1日の「3・1節」。いずれも日韓の歴史や領土問題を想起させる節目だが、今年の韓国では音楽にまつわる印象的な出来事が続いた。竹島の日は島根県が条例で定めた記念日で、式典には毎年、与野党の国会議員が出席する。韓国外務省はこれに抗議を続けている。一方、3・1節は1919年に日本統治下の朝鮮半島で起きた「3・1独立運動」を記念する日だ。 こうした日韓の懸案と結びつく日に、韓国では日本旅行を楽しむ様子をSNSに投稿した芸能人が批判を浴びることもある。ところが今年の竹島の日には、松田聖子さんの韓国初コンサートが開かれた。大手メディアも含め事前に公演を紹介する記事が掲載されたが、竹島問題と関連づける論調は見当たらなかった。Advertisement松田聖子さんのコンサート会場で記念撮影するファンら=韓国・仁川市で2026年2月22日午後4時6分、日下部元美撮影 韓国では過去の文化を現代の感性で楽しむ「ニューレトロ」が流行し、K―POPアイドルが松田さんの曲をカバーすることもあり、若い世代の間でも知名度は高い。会場には若者から中高年まで幅広い世代の韓国人が訪れていた。 さらに3月1日には、50代の政治関係者から「ラジオで日本人と韓国人の歌手がコラボした曲が流れている」と連絡があった。日本の人気デュオ「YOASOBI」のボーカル、ikuraさんと韓国のラッパーZICOさんによる歌だ。英語、韓国語、日本語の歌詞が織り交ぜられ、J―POPとK―POPが溶け合う曲調は、新しい日韓の音楽交流を感じさせる。 関係者は「日韓関係が良好で、そもそも文化は政治とは別とはいえ、この変化は驚きだ」と話す。ただ、世間では大きな話題にはならなかった。韓国では90年代末まで日本の大衆文化の流入が法律で制限され、その後も日本の歌がテレビで流れる機会は多くはなかった。2024年に日韓の歌手が競演する番組が人気を集めた際には、日本語の歌がそのまま放送されたこと自体が話題になったほどだ。大型書店のCD売り場にあるJ-POPのコーナー=ソウルで2023年10月23日午後6時50分、日下部元美撮影 ここ数年の日韓の若者を中心とした変化の速さを思えば、関係者の感慨もうなずける。政治と感情が複雑に絡む両国関係だが、コンサートの主催者もラジオ局も特別な問題として気にしていないように見える。それ自体が、変化の表れなのだろう。【ソウル日下部元美】【前の記事】連立交渉に600日超…ブリュッセルで起きた異例の事態=岡大介関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>