毎日新聞 2026/3/19 14:00(最終更新 3/19 14:00) 1118文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷南東北ヤングBCの練習中に現役メンバーへ指示を送る藤宮健二監督(右から2人目)=福島県葛尾村の村民グラウンドで2026年3月1日午前10時7分、熊田明裕撮影 福島県高校野球界の古豪で「攻撃野球」を掲げ夏の甲子園に3度出場した県立双葉高は、東京電力福島第1原発事故(2011年3月)の影響で9年前から休校が続く。しかし、その伝統は中学生の硬式野球チームに受け継がれている。「南東北ヤングベースボールクラブ」は福島県郡山市を拠点に高校球児を輩出し続け、19日開幕の第98回選抜高校野球大会に出身者4人が臨む。 南東北ヤングの監督として中学生を指導しているのは、双葉高硬式野球部のOB、藤宮健二さん(50)。原発事故で全村避難となった福島県川内村から郡山市に移り、7年前、小学生だった次男とともに加わった。「中学生になったら硬式野球がしたい」という次男の要望や、選手不足によるクラブの存続危機がきっかけだった。Advertisement 監督就任後、双葉高が1980年夏の甲子園に出場した時の4番打者、西山竜二さん(62)も代表兼特任コーチに就いた。伝統の「攻撃野球」 藤宮さんらが掲げたのは「超攻撃野球」。選手を型にはめない双葉高伝統の「攻撃野球」をベースに、選手自身で考えたプレーを重視している。「高校、大学、社会人、プロなどで野球を続けたい者にはセオリーではなく、『自分がこう動けば、もっとチャンスが広がる(あるいは、ピンチを防げる)かも』というプレーを瞬時にできる『伸びしろ』を養ってほしい」 選手たちは平日、夕方から居住地に応じて郡山市や福島市、南相馬市などの福島県内各地で分散練習に励み、休日は同県葛尾村の村民グラウンドで全体練習に取り組む。中学3年の部活引退後、「硬式野球に慣れたい」と約半年間だけ所属する選手もいる。 全国大会の常連でもある南東北ヤングで育った選手たちは、高校進学後もそれぞれ、「超攻撃野球」で培った技術と積極性を発揮し各チームを引っ張る存在に成長している。 東北(宮城)の主将としてセンバツに臨む松本叶大(かなた)外野手(3年)は、南東北ヤングの主将だった。「当時のチームメートとは他校に進んだ者も含めて、高校入学後も連絡を取り合い、互いの現状を気にしている」と話す。センバツには同時期に南東北ヤングでプレーしていた八戸学院光星(青森)の鈴木悠斗捕手と秋元尊(たける)投手、日本文理(新潟)の市川大成内野手(いずれも2年)もベンチ入りする。松本、鈴木、秋元の3選手は福島県田村市の船引中の同窓でもある。 「野球少年にとって甲子園は憧れの舞台。現役の南東北ヤングの子の励みにもなるので活躍してほしい」と藤宮さん。センバツはヤングリーグの全国大会で岡山県に遠征予定のためスタンドでの観戦はできないといい、「自分のプレーをすることがチームの勝利につながるはずだ」とエールを送った。【熊田明裕】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>