親子2代の「ミラクル旋風」を 阿南光バッテリーが狙うセンバツ

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毎日新聞 2026/3/19 11:00(最終更新 3/19 11:00) 1581文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷センバツに向けて健闘を誓い合う阿南光の小田拓門投手(右)と篠原天翔捕手=兵庫県福崎町の神戸医療未来大グラウンドで2026年3月7日午後0時55分、来住哲司撮影写真一覧 甲子園出場のOBを父に持つ2人がバッテリーを組むチームがある。第98回選抜高校野球大会に2年ぶり3回目の出場の阿南光(徳島)。父親たちは同校の前身・新野(あらたの)が春夏の甲子園にそれぞれ初出場した時の主力選手で、4学年違いながら共に「ミラクル新野」と称されたチームにいた。 徳島県阿南市にある阿南光は、新野と阿南工が統合して2018年に開校した。エース右腕・小田拓門(たくと)投手(3年)の父、昇さん(51)は新野が1992年のセンバツに初出場した時の2番・三塁手。篠原天翔(てっしょう)捕手(3年)の父、健一郎さん(47)は新野が96年夏の甲子園初出場時の3番・一塁手だ。Advertisement92年は横浜に逆転勝ち第98回選抜高校野球大会の甲子園練習で、阿南光の高橋徳監督(右)が見守る中で投球練習をする阿南光の小田拓門投手=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2026年3月14日午後3時22分、来住哲司撮影写真一覧 新野は92年センバツ1回戦で横浜(神奈川)に六回まで3点を先行され、相手のサイド右腕・部坂俊之投手(元阪神)に無安打無得点に抑えられていた。 だが、七回表に先頭の昇さんのチーム初安打となる左前打を皮切りに1点。八回表には昇さんの同点中前適時打など打者一巡の猛攻で6点を挙げ、7―3で逆転勝ちして「ミラクル新野」と報じられた。 96年夏には徳島大会を4試合連続逆転勝ちで制し、甲子園でも明徳義塾(高知)との2回戦で六回まで0―3から4―3で逆転勝利して3回戦進出。再び「ミラクル新野」と呼ばれた。 昇さんは当時の活躍を「ヒットを打ったのも勝ったのもたまたま。一発勝負なので強豪に勝つこともある」と謙遜する。甲子園3試合で11打数4安打をマークした健一郎さんは「副主将でプレッシャーもあったが、良い左投手3人がいて安心していた。負ける気がしなかった」と振り返る。 小田投手は8歳上の長兄と6歳上の次兄に続き、小学4年生から昇さんに野球を教わった。「兄2人はスパルタで鍛えたが、三男坊にはそれほどでもない」と昇さん。練習試合で打席に入る阿南光の篠原天翔捕手=兵庫県福崎町の神戸医療未来大グラウンドで2026年3月7日午前11時14分、来住哲司撮影写真一覧 一方、篠原捕手は幼少期から健一郎さんの単身赴任が続いたため、父の直接指導は受けず、野球体験会を機に小学5年生から本格的にプレーした。2人とも小学生時代から父の甲子園での活躍をウェブ動画で見ていたという。信頼し合うバッテリー練習試合で力投する阿南光の小田拓門投手=兵庫県福崎町の神戸医療未来大グラウンドで2026年3月7日午前11時2分、来住哲司撮影写真一覧 2人は阿南市の違う中学校の軟式野球部にいたが、中学3年時に徳島県選抜チームでバッテリーを組み、四国大会を制して全国大会に出場した。互いに相手のことを「一番投げやすい捕手で、配球の考えも一緒で相性がいい」(小田投手)、「きれいな直球と曲がり幅の大きい変化球を持つ投手」(篠原捕手)と信頼し、進学先も一緒にした。 阿南光は2年前の第96回大会でも「ミラクル新野」ナインを父に持つ選手が2人いた。3番・中堅手だった福田修盛選手(当時3年)の父、章さん(51)は92年センバツで1番・遊撃手、背番号20で控え内野手だった卯月勇駕選手(当時2年)の父、哲也さん(51)=旧姓・生田=は同じく5番・投手。 親子2代の甲子園出場が続くことに阿南光の高橋徳(あつし)監督(43)は「地域に密着して活動してきた結果。光栄なことと思う」と喜ぶ。父「自信を持ってプレーを」第98回選抜高校野球大会甲子園練習をスタンドで見守る阿南光の篠原天翔選手の父、健一郎さん=兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2026年3月14日午後3時14分、来住哲司撮影写真一覧 チームは今大会開幕日の19日の第2試合(午後1時開始予定)で、歴代最多春夏計11回優勝の中京大中京(愛知)と対戦。小田投手は「めちゃくちゃ強い相手だが、同じ高校生なのでびびらずいきたい」と心掛け、篠原捕手は「相手のことより自分たち。守備からリズムを作りたい」と誓う。 野球部保護者会長でもある昇さんは「自分の思い通りのプレーをしてほしい。いわしたる(やっつけてやる)という気持ちでやってほしい」と見守り、健一郎さんは「私はセンバツに出ていないので、息子のおかげで見たことのない景色を見られる。失敗しても気にせず、何事にも自信を持って」とエールを送る。 2年前に初めて8強入りし、親子2代の「ミラクル旋風」を起こした阿南光。今大会でもその再現を狙う。【来住哲司】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>