「本が語り部に」 対馬丸事件がテーマの漫画出版 北九州

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毎日新聞 2026/3/20 14:15(最終更新 3/20 14:15) 997文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「対馬丸事件」をテーマにした5作目の戦争体験談「平和の約束」=2026年2月26日午後5時59分 戦争体験者から聞き取った証言をプロに依頼して漫画で伝える活動をしている「北九州 戦争を次世代に伝えていく会」代表の樺島由彬さん(39)が2年半ぶりに、1944年8月に発生した「対馬丸事件」をテーマにした5冊目の作品「平和の約束」を出版した。 樺島さんは鹿児島県南九州市の「知覧特攻平和会館」を訪れて隊員の遺書に触れたことから、戦争体験者の証言を若者にも手に取りやすい漫画にして伝える活動を始めた。会社勤めの傍ら2020年4月~23年8月に特攻隊員やシベリア抑留者などの体験談4冊を発刊した。Advertisement 今回は、児童ら1788人を乗せた学童疎開船が1944年8月22日夜、沖縄から長崎へ向かう途中に米潜水艦の魚雷攻撃で鹿児島県・トカラ列島の悪石島沖で沈没し、学童784人を含む1484人が死亡した対馬丸事件を取り上げた。 樺島さんは2025年7月、生存者で同県沖縄市の喜屋武盛宜(きやたけ・もりよし)さん(91)を訪ねて話を聞いた。喜屋武さんは両親と妹の一家4人で乗船し、父を亡くした。長く経験を語らなかったが、15年ごろに心臓病で死を意識したことから周囲に話すようになったという。発刊した「平和の約束」を手にする樺島由彬さん=2026年2月26日午後5時56分、斎藤毅撮影 乗船の際に父親が万一を考え、沈む船は船首が持ち上がるから海にすぐ飛び込めるようにと船尾に乗ったことや、海では波に向かって泳ぐ方が助かりやすいと教えてくれたこと、その後の人生などについて語ってくれたという。「手記など残していなかったが、当時のことをはっきり覚えていた」と樺島さん。 事件を後世に伝える「対馬丸記念館」(那覇市)が事実関係を監修し、本の後半に事件概要や基礎データなども掲載した。作画は兵庫県在住の漫画家に依頼した。B5判46ページで500部作成した。那覇市教育委員会を通じ、同市内の小中学校に約60部を寄贈した。 樺島さんは、2月に本を届けるため喜屋武さんを再訪。喜屋武さんは「漫画なら子どもも読んで対馬丸事件を知ってくれるかも。自分たちはいつか亡くなるが、本が語り部になってくれる」と喜んだという。 7月に6作目の発刊を準備中の樺島さんは「小学生にとっては同世代の子が大勢亡くなった事件。沖縄戦に興味を持つきっかけになってほしい。今後も発刊を続け、平和学習の教材になるようなものにしていきたい」と話している。1冊600円(税込み)。入手方法など問い合わせは樺島さん(080・6423・8570)。【斎藤毅】あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>