2026年3月23日 20時00分有料記事伊藤未来 熊谷姿慧和解後に会見する飯島章太さん(右)=2026年3月23日午前11時35分、東京・霞が関、伊藤未来撮影 千葉県の児童相談所の元職員飯島章太さん(32)が、過酷な環境での勤務を余儀なくされたとして、県に未払い賃金や慰謝料などの支払いを求めた訴訟は23日、東京高裁で和解が成立した。 飯島さんによると、和解は県が、飯島さんに解決金として50万円を支払い、児相職員の労働環境の改善に努めることを約束する内容。具体的には県が、必要な研修を実施する▽休憩時間の実態把握や休憩を取れる人員配置に努める▽休憩時間に働いた場合に賃金を支払う、などが盛り込まれた。 飯島さんは2019年4月から県の市川児相の一時保護所で勤務したがうつ病と診断され、休職を繰り返して21年11月に退職した。「児相の労働環境の改善につなげたい」と22年に提訴した。 昨年3月の一審・千葉地裁判決は、飯島さんは夜間勤務時などの仮眠時間にも突発事案への対応が指示されていたなどと認定。児相のこうした労働環境を安全配慮義務違反だと判断し、県に計約50万円の支払いを命じた。県は即日控訴した。 この日の和解後に東京都内で会見した飯島さんは「皆様の支えがあったからここまでたどり着けた」と感謝の言葉を述べ、「県には職員を守る仕組みをさらに整えていってほしい。県が約束を守るのか見守っていきたい」と話した。弁護団の舩沢弘行団長は「飯島さんの権利回復だけでなく、職員の労働環境改善が不可欠と訴えてきた。それを踏まえた和解が成立したと考えている」と評価した。 県は「相手方は児相の職場環境の改善を訴えていたが、県も同じ思いだ。和解を受けてさらに前向きに環境改善を進めていきたい」とコメントした。県の取り組みは道半ば 県は、児相の環境改善に取り…【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人伊藤未来千葉総局|千葉県警担当専門・関心分野社会福祉、医療、教育関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月23日 (月)「メンタル」で膨らむ傷病手当ホルムズ海峡に「安全回廊」か「9条の制約」トランプ氏に説明3月22日 (日)米、イラン産原油購入を容認京都、民泊営業「0日規制」案BTS復帰公演「久しぶりだね」3月21日 (土)ホルムズ海峡 米が貢献要求対米投資 第2弾は11兆円超地下鉄サリン事件から31年3月20日 (金)米長官、トランプ氏と矛盾維新が慎重、都構想足踏みまとめサイトに無断転載容疑トップニューストップページへ米国連大使、日本が自衛隊支援を「約束」と主張 木原官房長官は否定14:10米ニューヨークの空港で旅客機と消防車両が衝突 機長と副操縦土死亡19:22スーパーのコメ価格、5キロ3980円 6カ月半ぶり3千円台に17:39化粧品にアスベスト混入の可能性 中皮腫発症した元販売員の労災認定19:04「マイナ免許は切り替えご注意!」 苦情相次ぎ警察が異例の呼びかけ10:00ペンギンたちにも忍び寄る気候変動の影 繁殖の「壊滅的な失敗」も11:00