「民泊、最初は追い出したかった」 空き家は埋まる…住民のジレンマ

Wait 5 sec.

現場から2026年3月21日 14時03分有料記事武井風花六原学区にある長屋。1件を除き、民泊になった=京都市東山区、武井風花撮影 オーバーツーリズム(観光公害)が深刻化する京都。民泊規制のさらなる強化が議論されているなか、民泊との共生を模索する地区もある。長屋7件のうち6件が民泊に 路地裏の奥に木造の京町家が立ち並ぶ、京都市東山区の六原学区。 平安時代に空也上人が開いたと伝わる六波羅蜜寺があり、世界遺産・清水寺や八坂神社、祇園にも歩いて行ける。 かつて京焼・清水焼の職人が暮らした「陶器のまち」でもあった。六原学区 案内してくれた菅谷幸弘さん(73)は、六原学区で生まれ、暮らし続ける。古い木造2階建ての長屋を指して言った。 「この並びは1件以外、全部民泊ですね」 長屋の7件のうち6件には、入り口に「のれん」。宿泊者が見つけやすいようにかかっている。六原学区のまちづくりに取り組んでいる菅谷幸弘さん=京都市東山区、武井風花撮影 約1700世帯が暮らす六原学区には、こうした民泊が130件ほどあるという。 「地域にとって民泊は毒だと、追い出したいと思いました。最初はね」「まちが壊れてしまう」 すれ違うのがやっとの狭い路地もある。そこに立つ長屋は「再建築不可物件」、道幅が狭いために一度取り壊すと建て直せない。 住民が亡くなると買い手がつかず、空き家になる。2010年ごろから、そんな流れが加速した。 地域の空洞化を食い止め、まちなみを守るために。空き家に若い世代を呼び込もうと考えた。 住民や専門家を交えた「六原まちづくり委員会」が11年に立ち上がり、菅谷さんは委員長に就く。市と協力して、空き家をリフォームするなどして誘致に取り組んだ。 14年ごろ、空き家が急に売れ出す。 新住民を期待した。でも、入…【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人武井風花ネットワーク報道本部|大阪駐在専門・関心分野観光と暮らし、福祉、災害関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月21日 (土)ホルムズ海峡 米が貢献要求対米投資 第2弾は11兆円超地下鉄サリン事件から31年3月20日 (金)米長官、トランプ氏と矛盾維新が慎重、都構想足踏みまとめサイトに無断転載容疑3月19日 (木)ガソリン史上最高値 190.8円知事の退職金 制限可能にWBC、ベネズエラが初優勝3月18日 (水)艦船派遣 圧力増すトランプ氏被爆者の森重昭さん死去赤飯給食 3.11と重なり廃棄トップニューストップページへ首相、イラン情勢で突きつけられた課題 帰国後は予算や物価高対応も10:00米、イラン産原油の購入1カ月に限り容認 自国ガソリン高に危機感か10:49釣りに来たベトナム人5人が海に転落 1人死亡、3人捜索中 福井12:09認知症の人が「金銭搾取」の被害に 発覚の端緒は金融機関での異変7:00民泊規制は「ヤミ業者にチャンス」 「国から押しつけられた」不満も14:01「みんなはどうしてるの?」妊娠13週でわかったダウン症 母の葛藤7:00