朝日新聞記事有料記事石垣明真2025年9月27日 7時00分名古屋高裁の控訴審判決を受け。「勝訴」「被害の早期全面回復を」などと書かれた旗を掲げる原告の弁護団=2025年9月26日午後1時25分、名古屋市中区、石垣明真撮影 国が2013~15年に生活保護費の基準額を最大1割引き下げたのは違法だとして、三重県の受給者らが減額の取り消しを求めた訴訟。26日の名古屋高裁判決は、減額を取り消した一審・津地裁判決を支持した。原告の訴えは認められたが、最高裁判決を踏襲した内容に、弁護人からは「肩すかし」との不満が漏れた。 「不断の努力で人間の尊厳守り抜く」「被害の早期全面回復を」――。判決後、裁判所前で原告の弁護団が旗を掲げた。 控訴審判決は、物価変動率のみを直接の指標とした「デフレ調整」が、専門家による基準部会などで審議、検討されていないと指摘。専門的知見との整合性を欠き、厚生労働相の判断の過程や手続きに過誤や欠落があったと認定した。裁量権の逸脱や乱用を認め、減額について違法と結論付け、被告の津市など4市の控訴を棄却した。一審判決は「自民公約への忖度」と推認 同種訴訟の上告審で、今年6…関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月27日 (土)南海トラフ確率 異例の併記小泉氏 書き込み依頼認めるふるさと納税、駆け込み需要9月26日 (金)JICA「ホームタウン」撤回AI軍事利用に各国が規制要求「国宝」異例ずくめの大ヒット9月25日 (木)自民総裁選、低調な論戦デジタル教科書 正式導入へ台湾、台風で17人死亡9月24日 (水)旧統一教会の韓総裁を逮捕TikTok米国事業買収へ出回る「おもちゃ」の銃トップニューストップページへ投稿依頼めぐり小泉氏陳謝 「エセ保守」の文言も 選挙情勢に影響か18:50「アルカイダに国与えるようなもの」 ネタニヤフ氏、国家承認を批判2:40「引き続き力尽くしたい」 職員とホテル密会の前橋市長、続投に意欲21:40ぶっちぎり優勝支えたトラのお兄ちゃん 「一番大変」な打順での献身6:00「ママ友」そろそろやめませんか 言葉と関係性にジェンダー的違和感7:00われわれ-ネアンデルタール人=? 遺伝子で迫る人類学「最大の謎」5:00