38歳で現役 カヌー羽根田卓也の現在地 モチベーション尽きぬ理由

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毎日新聞 2025/9/27 09:00(最終更新 9/27 09:00) 有料記事 2541文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷現役を続行し練習に励む羽根田卓也選手=東京都江戸川区のカヌー・スラロームセンターで2025年4月27日、杉田寿子撮影 もう、自分一人のためにカヌーに乗り続けることはできない。 競技を続けるか熟考を重ねていた2024年末。羽根田卓也選手(38)=ミキハウス=は、モチベーションの方向が変わっているのに気付いた。 「(自分への)応援の輪をこれだけ大きくしてもらった。昔はひたすら自分の結果を追い求めていたんですけど、今は逆に周りの人がいないとやる気になれない。これはすごい変化でしたね」「まだやめる必要がない」 「ハネタク」の愛称で親しまれ、国内でメジャーとは言えなかったカヌーの知名度を一気に押し上げた。 コース内のゲートを順に通過しながら、タイムと通過技術を競うスラロームで活躍する。地元・愛知の高校を06年に卒業後、カヌーの本場スロバキアに単身渡った。10年以上の武者修行で、バランス感覚とスピードを磨き上げた。 08年北京オリンピックにスラロームの男子カナディアンシングルで初出場し、12年ロンドン五輪は7位入賞。16年リオデジャネイロ五輪で日本選手初の銅メダルを獲得した。 だが、24年パリ五輪は準決勝で13位。4大会連続の決勝進出は果たせなかった。直後は「まだ考えていない」と、進退を明言しなかった。 24年10月に日本最高峰のNHK杯で優勝し、シーズンに一区切りが付くと、年末まで自らの気持ちとじっくり向き合った。 「パリに限らず、オリンピックの後は感情の整理に時間がかかる。少しカヌーから離れて、ちょっとした時にパドルをつかんで、こいでみて、どう感じるか(向き合う)という時間を設けました」 進む道を決める上で、すでに引退したさまざまな競技のアスリートにも話を聞いた。 五輪に多く出場すると、他競技の選手と関わる機会も増える。引退を決めた理由などを尋ねた。 そこで分かったことがある。…この記事は有料記事です。残り1801文字(全文2541文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>