「この人こそ首相の器では」 自民総裁選前、故・岸本周平さんを思う

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毎日新聞 2025/9/27 08:45(最終更新 9/27 08:45) 有料記事 1515文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷和歌山県知事としてインタビューに応じる岸本周平さん=県庁で2023年6月、加藤敦久撮影 10月4日の自民党総裁選が近づく。参院選大敗を受けての「解党的出直し」とのことだが、信用失墜を繰り返す党内の真ん中で力を得てきた人たちでもって出直せるのだろうか。解党「的」ではなく、いっそ解党して再結集した方が、心ある保守層の支持は戻ってくるのではなかろうか。 和歌山県知事だった岸本周平さんが今年4月に68歳で急逝してもうすぐ半年になる。岸本さんを囲む小さな飲み会に2回ほど参加させてもらったことがある。亡くなる少し前の会のこと、岸本さんが力を入れる「こども食堂」について、ある労組関係の方が運営面の財政の裏付けが置き去りになっていると指摘するやいなや、岸本さんは青筋を立てて怒り始めた。子どものためじゃないか、なぜ寄付金を求めて頭を下げて回らないのか、と。 お開き後に岸本さんは労組関係者に「年がいもなく怒鳴って申し訳ない」と謝り、子どもたちを思う気持ちは同じだと手を差し出した。最近になってくだんの労組関係者に聞くと「岸本さんがこども食堂の裾野を広げた功績はすごく評価しています。言われなくても運営側は寄付金のために頭を下げて回っているし、行政がやるべき仕事を代行していると言いたかった。ただ、岸本さんはこども食堂に本気だったからこそ、批判されてカーッとなった面はあるでしょうね」と述懐した。「まっとうで、政治家らしくなく」 官僚から国政に転じて2009年に初当選し連続5期、そして知事になった岸本さんは選挙に強かった。…この記事は有料記事です。残り901文字(全文1515文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>