「大阪と奈良を直結するJR特急」の“新顔”が公開! 来月から運行開始へ 仏像を思わせるシックなデザインに

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2025.09.29乗りものニュース編集部tags: JR西日本, ダイヤ, 大阪府, 奈良県, 特急列車, 鉄道JR西日本は、大阪駅と奈良駅を結ぶ特急「まほろば」などに投入する683系6000代「悠久」編成を報道公開しました。 JR西日本は2025年9月29日(月)、大阪駅と奈良駅を結ぶ特急「まほろば」などに投入する683系6000代「悠久」編成を吹田総合車両所・京都支所(京都府向日市)で報道公開しました。今後、10月18日(土)から「まほろば」で営業運行を開始する予定です。拡大画像新たにデビューする「悠久」編成(左側の車両)。右は4月にデビューした「安寧」編成(乗りものニュース編集部撮影) 特急「まほろば」は、2025年3月15日のダイヤ改正から土休日運転(1往復)の定期列車となった特急です。さらに2026年2月末まで、追加で土休日に1往復の臨時列車が設定されています。当初は「くろしお」などに使われる287系の3両編成で運行されていましたが、683系3両をリニューアルした「安寧」編成が2025年4月にデビューしました。「悠久」編成も同様に、683系をリニューアルした車両となります。 JR西日本は、「『安寧』編成デビュー後、『まほろば』の1日あたりの利用者が倍になった日もありました」(コーポレートコミュニケーション部門)と話します。リニューアルした専用車両の効果は上々のようです。 今回、第2編成となる「悠久」の投入により、特急「まほろば」は10月18日以降、「安寧」「悠久」どちらかで運行されることなり、専用車両に統一されることになります。「安寧」編成は側面に金色のグラデーションを採用するなど、華やかなのに対し、「悠久」編成は仏像の経年変化を想起させる、墨色と灰渋色の落ち着いたデザイン。「文化の万世(万葉)への継承」を車体に表現しているそうです。【次ページ】新快速「Aシート」と同じ座席に交換【画像】これがリニューアルした「悠久」編成の車内です