揺らぐ「保守」、30代自民議員の焦り SNSと“ドブ板”に奮闘

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毎日新聞 2025/9/29 05:00(最終更新 9/29 05:00) 有料記事 3330文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷選挙区の祭りに参加し、スーツ姿でみこしを担ぐ自民党の土田慎財務政務官=東京都足立区で2025年9月13日午後2時54分、田中裕之撮影 厳しい残暑が続いていた9月中旬の週末。選挙区の東京都足立区を回っていた自民党の土田慎財務政務官(34)は、盆踊り会場で支持者の浴衣姿の女性(70)に声をかけられた。 「総裁選は誰に入れるの。総理は誰になるのよ」 土田氏は「まだ決めていないんです。誰になるのか分かりませんよ」と笑顔で応じた。「誰がいいと思いますか」と尋ねたが、女性は口をつぐんだ。 女性は土田氏と別れた後の取材に、総裁選(10月4日投開票)では保守的な政治信条を持つ高市早苗前経済安全保障担当相(64)を推していると打ち明けた。 「高市さんが総理にならないなら、私は参政党に投票するわよ」 女性は高市氏や「日本人ファースト」を掲げた参政は日本の政治を変えてくれるはずだと力説し、YouTubeの政治系番組を「夜に眠れなくなるほど見ている」と語った。全3回の第1回です。次回は29日午前5時アップ予定です。別項・「最長老」山東昭子氏の懸念参院選の敗因に保守層流出 保守層の一部が他党に流出している――。自民は今月2日にまとめた参院選の総括文書で、敗因の一つにそう記した。 「自民党は左傾化している」「政府・与党は日本人よりも外国人を優遇している」などの疑念が世論に生まれ、参政などの新興政党に票が流れたと分析。自民の理念が有権者に伝わっていないとして、「真の国民政党・保守政党の立ち位置を明確化する」ことが必要だと強調した。 自民が結党したのは1955年11月。当時定められた「党の性格」という文書に「国民政党」や「民主主義政党」「進歩的政党」といった言葉はあるが、「保守」という表現はない。 小泉純一郎元首相が総裁だった2005年(立党50年)に綱領が改定された際も、「新理念」に記されたのは「真の自由主義・民主主義の政党」「国民政党」という言葉だった。野党時代に「保守政党」と明記 初めて「保…この記事は有料記事です。残り2549文字(全文3330文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>