2024年から続いていたWindows 11 24H2へのアップグレード制限が、ついに解除されたことがわかりました。対象となっていたのは、第11世代Intel Coreプロセッサを搭載したPCで、最新世代ではないものの、現在も多くのユーザーが利用している構成です。Windows 11 Version 24H2の既知の不具合をまとめたページには、以下のような情報が掲載されています。この不具合は、Intel Smart Sound Technology(SST)ドライバーの互換性が原因で、Windows 10からWindows 11へアップグレードするとブルースクリーン(BSOD)が発生する場合がありました。第11世代Intel Core搭載PCに限定されており、Windows Update経由で24H2が提供されない状態が続いていました。Microsoftはこの問題は、Intel Smart Sound Technologyドライバーをバージョン10.30.00.5714以降、または10.29.00.5714以降に更新することで解決すると説明しています。最新版のドライバーは多くの場合Windows Update経由で自動配信されるものの、手動で更新の確認をするのが確実とのこと。ドライバー更新後、最大48時間以内にWindows 11 24H2のアップグレードが可能になります。アップグレードできない場合は、該当デバイス向けのドライバーがまだ提供されていない可能性があるため、PCメーカー(OEM)への問い合わせるよう推奨されていますMicrosoftは今後もIntelやOEMと連携し、ドライバーの配信を継続していくとしています。