琵琶湖でトーイングチューブ事故多発 6年ぶりに死者も

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有料記事真常法彦2025年9月26日 10時00分滋賀県警がレジャー客らに配布している啓発チラシ。トーイングチューブで遊ぶ際の注意事項を紹介している 水上バイクなどで牽引(けんいん)する遊具「トーイングチューブ」による事故が琵琶湖で相次いでいる。今月7日には6年ぶりに死亡事故も起きた。滋賀県警は警備艇や湖岸各署による警戒を強化。県内外から訪れるレジャー客に啓発チラシを配るなどして事故防止を呼びかけている。 トーイングチューブは、水上バイクやボートに牽引されて水面を滑走して遊ぶ浮き具の総称。バナナボートもその一種で、ほかにビスケット型、背もたれのあるタイプなど形状は様々ある。 旋回時の遠心力で大きく振られるスリルが人気だが、事故が絶えない。 琵琶湖では今年(9月7日時点)、4件の事故が発生。死者1人、負傷者5人、救助総計は13人。昨年1年間の事故件数3件、負傷者2人、救助総計10人をすでに超えている。 7日に野洲市沖で起きた事故では、停泊中の小型船舶にトーイングチューブが衝突。乗っていた大阪市に住む20代の女性が死亡、30代の男性が重体となった。 トーイングチューブによる死亡事故は2019年7月以来。県警は、仲間が乗る小型船舶とトーイングチューブとの距離が十分確保できていなかったことが原因とみている。 琵琶湖で水上バイクを操縦するには船舶免許のほか、県水上安全協会が実施する安全講習の受講(5年に1回)が必要。講習では、牽引遊具の安全な使用方法や危険性についても説明している。 昨年7月には県琵琶湖等水上…この記事を書いた人真常法彦大津総局|滋賀県警担当専門・関心分野事件、事故、調査報道、人権問題こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月26日 (金)JICA「ホームタウン」撤回AI軍事利用に各国が規制要求「国宝」異例ずくめの大ヒット9月25日 (木)自民総裁選、低調な論戦デジタル教科書 正式導入へ台湾、台風で17人死亡9月24日 (水)旧統一教会の韓総裁を逮捕TikTok米国事業買収へ出回る「おもちゃ」の銃9月23日 (火)自民党総裁選が告示米活動家カーク氏の追悼集会突然の大雨 地下浸水が相次ぐトップニューストップページへいったん4万円給付、所得に応じて課税 給付付き税額控除の立憲案5:00水没駐車場、防水扉故障を3年超放置 「協議中だった」国交省が謝罪10:25大谷翔平らのドジャースが地区優勝 救援疲弊も2年連続世界一に自信7:24トランプ氏演説、国連に「受け入れがたい真実」 米国務省の副報道官7:00日銀・植田総裁、任期折り返しの「通知表」 識者が百点満点で採点7:00「仮面」夫婦ゲンカの結末は 夫に声を荒らげた作家が学んだこと9:00