なぜ起きる?アクセルとブレーキの踏み間違い 自分で出来る予防策は

Wait 5 sec.

有料記事酒井祥宏 板倉大地2025年9月26日 9時00分 自動車のアクセルとブレーキペダルの踏み間違えによる交通事故が、高齢者を中心に後を絶たない。「交通事故総合分析センター」(東京)によると、2024年は2853件発生し、74人が亡くなった。予防策はあるのか。 分析センターによると、踏み間違いによる事故の件数自体は減っており、15年の5830件(死者数60人)に比べ24年は半減した。一方で、過失の割合が大きい第1当事者は、65歳以上の割合が3割強から5割強と増加傾向にある。高齢者が運転し、建物に突っ込んだ軽自動車(本文と直接の関係はありません)=2021年9月22日午前10時57分、千葉県松戸市小金原5丁目 12~16年の事故データで事故が発生しやすい場所を分析すると、高齢者の事故は店舗の駐車場やコインパーキングなど道路以外でも多発。また、発進や直進時の割合が高かった。 日本交通科学学会会長で滋賀医科大学の一杉正仁教授(社会医学)は「駐車場では、周囲を見渡し、速度調整しながら空きスペースや車、歩行者、障害物を確認するなど、同時に複数の動作をこなしている。加齢でこの複数の動作をこなす能力が低下する」と話す。 加齢により、足の筋力や股関節の柔軟性も低下する。周囲を見渡すなどして右に体を向けると、連動して知らぬ間に足がアクセルにかかってしまい、ブレーキと思い込んで踏み込んだら実はアクセル、という可能性もあるという。運転は自宅から3キロ以内に 一杉教授は「若い人と異なり…この記事を書いた人板倉大地東京社会部|警察庁担当専門・関心分野事件、事故、警察行政こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月26日 (金)JICA「ホームタウン」撤回AI軍事利用に各国が規制要求「国宝」異例ずくめの大ヒット9月25日 (木)自民総裁選、低調な論戦デジタル教科書 正式導入へ台湾、台風で17人死亡9月24日 (水)旧統一教会の韓総裁を逮捕TikTok米国事業買収へ出回る「おもちゃ」の銃9月23日 (火)自民党総裁選が告示米活動家カーク氏の追悼集会突然の大雨 地下浸水が相次ぐトップニューストップページへいったん4万円給付、所得に応じて課税 給付付き税額控除の立憲案5:00大谷翔平らのドジャースが地区優勝 救援疲弊も2年連続世界一に自信7:24トランプ氏演説、国連に「受け入れがたい真実」 米国務省の副報道官7:00日銀・植田総裁、任期折り返しの「通知表」 識者が百点満点で採点7:00田久保・伊東市長 地域サミットに一転出席へ 「出る気満々だった」7:07Kポップバーチャルアイドルへの中傷、韓国の裁判所が賠償認めた訳は9:00