国内初の「フルフラット座席」夜行バス ついに本格運行へ まさに“寝台バス”全国に増殖か!?

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2025.09.28乗りものニュース編集部tags: バス, 夜行バス, 高知駅前観光, 高速バス高知駅前観光は2025年9月26日、国内初のフルフラット座席「ソメイユプロフォン」を搭載した夜行高速バスの通常運行を12月6日から開始すると発表しました。 高知県のバス事業者「高知駅前観光」は2025年9月26日、国内初のフルフラット座席「ソメイユプロフォン」を搭載した夜行高速バスの通常運行を12月6日から開始すると発表しました。拡大画像高知駅前観光の東京-徳島・高知線「スマイルライナー」。ソメイユプロフォンは同路線でモニター運行を行っていた(画像:高知駅前観光)。 ソメイユプロフォンは独立3列シートとしても、2段式寝台のようなフルフラット座席にもできる座席です。同社は2025年3月から8月まで高知―東京間で週1往復のモニター運行を実施しました。 同座席を搭載したバスで運行する東京線については路線愛称を「FLATON(フラットン)」とし、車体外装を一新した新デザインを採用します。路線愛称は7月に一般公募により決定されました。 これにより同社の東京線高速バスは、4列シートタイプの「スマイルライナー」とフルフラットシートタイプの「フラットン」の2路線体制となり、利用者のニーズに応じた選択が可能になります。 フラットンの運行は、モニター期間に引き続き週1回となります。毎週土曜日に高知駅バスターミナルを19時40分に出発し、東京駅(バスターミナル東京八重洲)へ翌朝7時に到着する予定です。日曜日は東京発高知行きとして運行されます。※ ※ ※ 同社は2025年10月31日に東京都江東区で開催される「第11回バステク in 首都圏」で、モニター運行時の利用者の声を反映した改良型ユニットを搭載した車両を初公開します。 主な改善点は充電ポートや収納ネットの設置、座席への出入り口の拡張などです。2025年運行分の「フラットン」は現行ユニットを使用し、改良型ユニットを搭載した車両は2026年に順次導入するということです。 また、同社は今後、ソメイユプロフォンを全国の高速バス事業者に有償提供する予定で、イベント会場ではバス事業者向けの相談窓口も設置されます。【次ページ】【動画で!】2つの座席→「2段ベッドに変形!」の一部始終【スゲエ!マジでベッド!】これが日本初「2段式フルフラット座席・改良型」です(写真)