毎日新聞 2025/9/28 21:01(最終更新 9/28 21:01) 715文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷優勝決定戦で大の里(右)が寄り倒しで豊昇龍を降す=両国国技館で2025年9月28日、新宮巳美撮影大相撲秋場所千秋楽(28日、東京・両国国技館)優勝決定戦 ○大の里 寄り倒し 豊昇龍● 優勝決定戦前の支度部屋。大の里はなすすべなく豊昇龍に敗れた本割の映像をじっと見ていた。そして、小さくうなずいた。「最悪の相撲。これ以上のマイナスはない」。吹っ切れた顔つきで土俵に向かった。 横綱同士の優勝決定戦は朝青龍が白鵬を降した2009年秋場所以来16年ぶり。立ち合いで大の里はすぐに右を差し、左でおっつけながら寄り立てた。土俵際で豊昇龍の上手投げにぐらつくと、体を浴びせるように寄り倒した。大歓声の後、物言いがついて館内は静まり返ったが、大の里の体勢が有利で軍配通りの白星を手にした。Advertisement 5月の夏場所後に横綱に昇進し、土俵入りなど「初めてのことばかり」で緊張が絶えなかった。新横綱として迎えた名古屋場所では悪癖の引き技からの負けが重なり、優勝争いから脱落。平幕の琴勝峰に賜杯をさらわれ、大の里は「すごく悔しい。反省点がたくさんある」と語っていた。 夏巡業も経験し、心に余裕が出てきたのか、今場所はすぐに引く悪い癖はほとんど見せなかった。持ち前の馬力で白星を重ね、今年に入って3回目の優勝を飾った。 同一年に賜杯を3度抱いた日本出身力士は、1997年の貴乃花以来28年ぶりだった。年6場所制となった58年以降、年3場所以上を制した日本出身力士は他に、初代若乃花、大鵬、北の富士、輪島、北の湖、千代の富士。いずれも一時代を築いた横綱ばかりだ。 在位2場所目での「横綱初優勝」は、石川県出身の先達、輪島と同じ。大の里は「並ぶことができてよかった」と語りながら表情は崩さなかった。25歳の横綱が新時代の幕を開けようとしている。【黒詰拓也】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>