読む政治:「仏独は反面教師だ」 日本の議員団が見た大混乱の“宙づり議会”

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読む政治毎日新聞 2025/9/30 05:00(最終更新 9/30 05:00) 有料記事 2243文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷フランスとドイツの「宙づり国会」は、日本の未来の姿なのだろうか…… 多党化が進み、どの勢力も過半数に達しない「ハングパーラメント(宙づり議会)」に直面してきた欧州に国会運営のヒントはないだろうか――。日本の国家予算を審議し、「国会の花形」と呼ばれる衆院予算委員会の超党派議員団が9月7日、東京・羽田空港から航空機で飛び立った。 メンバーは団長の山井和則氏(立憲民主党)、井上信治氏(自民党)、三木圭恵氏(日本維新の会)、赤羽一嘉氏(公明党)の4人。「日本と状況が似ている国」だとしてフランスとドイツを訪問先に選んだのは、当時予算委員長だった立憲の安住淳幹事長の意向だ。 議員団はパリのセーヌ川沿いにある国民議会(下院)で11日、コクレル財務委員長と会談した。くしくも、フランスの政局は激動のさなかだった。交流サイト(SNS)で多様な民意が可視化され、それを反映するように新興政党の台頭で多党化する日本。全3回の第2回です。第1回 30代自民議員の焦り SNSと“ドブ板”「日本はどうやって…」仏委員長が逆質問 約440億ユーロ(約7・5兆円)に上る歳出削減を打ち出したバイル前首相は、2026年度予算案の是非を問う信任投票に踏み切ったものの否決され、9日に辞任したばかりだ。 「フランスも困っているのですが、日本はどう解決しているのですか」 コクレル氏から予算審議に関する逆質問を受けた議員団は面食らった。「私たちも苦労しているんです」。山井氏はそう答えるのがやっとだった。 フランスでは24年の下院選で、マクロン大統領率いる中道の与党…この記事は有料記事です。残り1608文字(全文2243文字)【時系列で見る】【前の記事】国民民主と自公政権、置き去りの「約束」の行方は? 自民総裁選関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>