バルト3国とポーランド、ロシアの無人機対策へ 電力施設の防御強化

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毎日新聞 2025/9/30 05:57(最終更新 9/30 05:57) 719文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷リトアニアと結ぶ送電線を点検するポーランドの送電会社のドローン=ポーランド北東部エウクで2025年2月6日、ロイター ロシアに隣接するバルト3国とポーランドが、ロシアの無人航空機(ドローン)による攻撃に備え、電力施設などに防御壁を設置するなどの対策に乗り出す。リトアニア、ポーランドの送電会社がロイター通信の取材に明らかにした。 バルト3国とポーランドは9月中旬、電力インフラ防御のための3億8200万ユーロ(約668億5000万円)規模の安全対策計画を欧州連合(EU)に提出し、予算の半額分の資金支援を求めている。ポーランドとリトアニアの送電会社の幹部はロイターに、計画はドローン対策が中心で、変電所や主要な変電、送電設備を上空から守る防御壁などの建設や、ドローンを捕獲するネットの配備などが軸となることを明かした。Advertisement送電線点検用のドローンを運ぶポーランドの送電会社職員=ポーランド北東部エウクで2025年2月6日、ロイター 今月9~10日にロシアのドローンがポーランド領空に侵入したほか、22日にはデンマークの首都コペンハーゲン近郊の空港周辺上空で複数のドローンが目撃されるなどしたことから、4カ国は対策を急いでいる。 リトアニアは29日、首都ビリニュスに電力を供給する、ベラルーシ国境から約20キロの距離にある変電施設にコンクリート製の防空壁を設置。年内に、他の重要な変電施設の重要設備や管制室などの防御も進めるという。 リトアニアと他のEU、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が唯一陸続きで接しているポーランド北東部の「スバウキ回廊」の電力設備の防衛が焦点となっている。スバウキ回廊は、ロシアの飛び地カリーニングラードとベラルーシに挟まれており、露軍に占拠されると、回廊の北に位置するバルト3国が孤立する形となる。ポーランドの送電会社は、スバウキ回廊の防御のため、専用の防衛部隊とヘリコプターの配備を政府などに要望しているという。【ブリュッセル宮川裕章】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>