毎日新聞 2025/9/30 06:30(最終更新 9/30 06:30) 719文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷市が9月の立ち入り検査で確認した猛禽(もうきん)=札幌市提供 市街化調整区域で許可を得ずに開設された札幌市南区の民間動物園「ノースサファリサッポロ」が30日、閉園し、20年間の営業を終える。一方、300頭超の動物が依然として園内に残されており、閉園後の動物の飼育環境や引き取り先が懸念される。 閉園した動物園で暮らす動物たちはその後、どうなるのか。動物園や水族館が引き取り先探しに難航した事例は多数ある。Advertisement 札幌市南区の「定山渓クマ牧場」が2004年に閉園した際は、ヒグマ35頭が残った。民間動物園「ノースサファリサッポロ」の看板。30日に閉園する=札幌市南区で2025年9月18日午前9時24分、水戸健一撮影 運営会社が飼育を続け、25歳くらいのメス2頭が今もいる。運営会社は「エサ代などを何とか確保して生き永らえさせるしかないのが現状。動物園同士の協力があればよいが、高齢個体などは引き取りが難しい」と話した。 18年に閉館した千葉県の水族館「犬吠埼マリンパーク」は、イルカやペンギンの受け入れ先が見つからず、飼育員らが世話を続けた。県によると、イルカは20年に死に、ペンギンは譲渡先が見つかって全て移送された。 県の担当者は「マリンパークは相当、受け入れ先探しに苦慮していた。助言や飼育環境の確認はしてきたが、民間水族館なので行政が譲渡先探しの仲介などをするのは難しい」と話した。 閉園後、来園者の目が届かなくなる動物の飼育状況をどう確認するかも課題だった。 20年の改正動物愛護管理法施行により、動物園の営業に必要な第1種動物取扱業の登録がなくなってからも、2年間は自治体が運営会社に立ち入り検査や勧告ができるようになった。 環境省動物愛護管理室は「(以前は)登録がなくなれば一般飼育者と同じになり、営業時のような介入は難しかったが、閉園後も監督し、虐待などを防ぐことができるようになった」と説明する。【後藤佳怜】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>