毎日新聞 2025/9/29 19:21(最終更新 9/29 19:28) 810文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷協定締結後、森川裕一村長(左)の案内でキトラ古墳(中央奥の墳丘)を視察する坂村哲也市長=奈良県明日香村で2025年9月29日午後2時49分、皆木成実撮影写真一覧 「東の飛鳥」としてシティープロモーションを展開する栃木県下野(しもつけ)市が29日、本家「飛鳥」の奈良県明日香村と包括連携協定を締結した。この日、坂村哲也市長や市職員ら計9人が新幹線など鉄路を使った往復10時間の強行日程で村を訪問。日帰りの理由は「限られた予算で一人でも多くの職員に明日香村を見てほしかった」(下野市)といい「東の飛鳥」事業にかける熱意を示した。 直線距離で約420キロ離れた両自治体の協定は文化交流の他、災害支援なども含む恒久的な友好関係を築く内容。市長一行は午前6時過ぎに下野市内のJR駅を出発し、村に近い近鉄橿原神宮前駅(橿原市)へ約5時間後の午前11時過ぎに到着した。村役場で午後1時に森川裕一村長との調印式に臨んだ後、いずれも世界文化遺産候補「飛鳥・藤原の宮都(飛鳥・藤原)」構成資産の高松塚、キトラ、牽牛子塚(けんごしづか)の3古墳を視察。午後5時前には同駅から帰路に就いた。Advertisement協定締結後、それぞれの自治体のシンボルマークを持って記念写真に納まる奈良県明日香村の森川裕一村長(左)と栃木県下野市の坂村哲也市長=明日香村役場で2025年9月29日午後1時20分、皆木成実撮影写真一覧 下野市は人口約6万人(2025年4月)と明日香村(約5000人)の12倍。06年に3町合併で誕生し、栃木県の旧国名を市名としたが、知名度は低かった。そこで愛称「東の飛鳥」を19年、市の文化財担当職員が考案した。飛鳥時代、東国での仏教普及の中心的寺院だった下野薬師寺跡(国史跡)が市内にあることなどを根拠にした。 これと並行して下野市は明日香村と交流を進め、村が奈良県、橿原、桜井両市と「飛鳥・藤原」の26年7月の世界遺産登録を目指していることを知ると25年1月、「応援しています」と大書した横断幕を市役所など市内4カ所に掲示した。 坂村市長は「『東の飛鳥』の反響は大きく、協力していただいた明日香村に感謝する。世界遺産登録を全力で応援する」と話した。森川村長は「下野市からのエールは、歴史文化を大切にする村づくりが認められたようでうれしい。『東の飛鳥』とともに未来を切り開いていきたい」と話していた。【皆木成実】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>