毎日新聞 2025/10/1 09:00(最終更新 10/1 09:02) 有料記事 2027文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「外国人客が多く、トランプ関税の影響なんてない」と話す小松屋の本健太郎社長(右)=東京都台東区で2025年9月10日午後0時16分、古屋敷尚子撮影 日本経済を下支えしている訪日外国人客(インバウンド)消費に異変が生じている。高額品などの売れ行きに伸び悩みが目立ち始めた。米トランプ政権の関税強化策に続き、円安に伴うインバウンド需要まで失速すれば日本経済はけん引役を失うリスクもある。訪日外国人客、半年で初の2000万人超 東京都台東区。上野と浅草の間に位置する約800メートルの通りには、プロの料理人を支える専門店が軒を連ねる。かっぱ橋道具街だ。東京合羽橋商店街振興組合理事長で、100年以上続く陶器店「小松屋」の本健太郎社長は「円安もあって外国人客が増えている。トランプ関税なんて話題にも上らないよ」と話す。 新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う入国制限で一度は姿を消した訪日外国人客だが、円安・ドル高が急速に進んだ影響もあってV字回復中だ。 1~6月の訪日外国人客数は上半期としては初めて2000万人を超え、年間で過去最多更新も視野に入る。インバウンド消費も好調で、上半期の訪日外国人客消費は宿泊費や買い物、飲食代が伸び累計で4兆8053億円となった。 かっぱ橋道具街もその恩恵を受ける。コロナ禍前は3軒だった包丁を扱う店が、今では20軒を超えている。日本の包丁は外国人に人気が高く、単価も高いため扱う店が急増している状況だ。 初代社長が打ち出したラーメン用のどんぶりなどが人気の小松屋でも「海外で日本食店を開きたいと、段ボール箱4個分もの食器を買っていく外国人もいる」(本さん)。海外でのラーメン人気の高まりもあり、海外進出中の複数の日本のラーメンチェーンから年数回、1000個単位でラーメンどんぶりの注文が入ってくるという。 ただ、世界経済の変動はかっぱ橋道具街とも無関係ではない。かっぱ橋道具街に広がる異変 小松屋ではトランプ大統領が高関税政策を発表した4月以降、「関税がどうなるか分からないので、様子をみたい」とラーメンチェーン店からの大量発注が一時的にストップ…この記事は有料記事です。残り1211文字(全文2027文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>