BeMe 私らしく図解あり 町田結子毎日新聞 2026/3/9 11:00(最終更新 3/9 11:00) 有料記事 2174文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「夫の愚痴を言っても誰からも共感されない」。美和さんはいつしか、自分の心に蓋をした=愛知県内で2026年2月12日午後0時16分、町田結子撮影 かつて女性の主流の生き方とされていた専業主婦。しかし、少数派となった今、社会で叫ばれる「女性活躍推進」と、家事育児を担うべきという伝統的価値観のはざまに立たされている。「憧れ」ともされた生き方について、女性たちは何を思うのか。息つく間もない一日 ピカピカに磨き上げたテーブル。きれいに片付いた部屋には、おもちゃ一つ転がっていない。 名古屋市近郊の住宅街で、モダンな戸建て住宅に住む専業主婦、吉川美和さん(35)=仮名=は、子育てのために仕事を辞め、専業主婦になった。でも、そこには想像もしていなかった息苦しさが待っていた。 3人の子どもたちを学校と保育園に送り出した午前8時半過ぎ。美和さんは一息つく間もなく、朝食の後片付けと掃除にかかる。「だらだらしないように」と、掃除は10時までには終わらせると決めている。 買い出しなどを終え、自身の昼食もそこそこに、すぐに夕食の準備に取りかかる。午後3時半から7時まで、3児それぞれの習い事の送迎で家に帰れないから、それまでに作り終えるのが日課だ。 ジェンダー平等や働き方改革が近年注目されてきましたが、専業主婦が社会的に話題になることはあまりありません。しかし、苦労が理解されず、息苦しさを感じる主婦もいます。美和さんの歩みをたどりながら「専業主婦」の今を描きます。共感得られぬ「夫の愚痴」 会社を辞めたのは2年ほど前。それまでも家事や育児をほぼ担ってきたが、主婦になってからは、「自分は働いていない」「食べさせてもらっている」という負い目から、一切、手を抜けなくなった。 不動産会社で働く2歳年上の夫は毎晩帰りが深夜で、休みは日曜日だけ。その日曜さえ、2年前に始めた副業で出かけることも少なくない。 夫ががむしゃらに働くのは、早めに資産を築き、早期退職を目指しているからだ。夫婦の働き方は話し合って決めたこと。でも、時々思う。「もう少し、家にいてくれたらいいのに」 けれど、そんな夫の愚痴をこぼしても、周囲の誰からも共感は得られない。返ってくるのは決まって、「でも、いいじゃない」という言葉だ。「周りから見たら、私は『働かずにいい暮らしさせてもらっている奥さん』だから」。美和さんはいつしか、自分の心に蓋(ふた)をした。踏ん張って限界を迎えたあの日 大学卒業後、金融機関に就職した。同期の中で、女性は2~3割。男性の多い職場だったが、2歳までの育児休業など仕事と家庭を両立できる制度が充実していると感じ、結婚しても働き続けたいと思っていた。 顧客との会話は、その人の人生や人間性も垣間見えて面白かったし、相談業務にはやりがいも感じていた。 学生時代から知り合いだった夫と24歳の時に結婚。長男、次男を授かると、育休明けは時短勤務にした。今の自宅は、夫が広い土地を見つけ、内装にもこだわって建てた家だ。 ただ、時短勤務の生活は想像以上にめまぐるしかった。家事と育児に仕事が加わり、毎日ヘトヘト。帰宅が遅い夫は当てにできない。子どもたちは良く体調を崩し、実家の母に頼ることも少なくなかった。 踏ん張っていたが、ついに限界を迎えた。長…この記事は有料記事です。残り886文字(全文2174文字)【前の記事】「過小評価」される女性起業家 資金調達で男性と「ギャップ」関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>