「被災状況伝える教科書」 東日本大震災写したアマ写真家の回顧展

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毎日新聞 2026/3/8 14:45(最終更新 3/8 14:45) 783文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷岩手大名誉教授の麦倉哲さんは、昨秋死去した伊藤陽子さんへの思いを写真展会場に掲示した=岩手県大槌町で2026年3月6日、奥田伸一撮影 15年前の東日本大震災で地元の被災状況を撮影したアマチュア写真家の回顧展が7日、岩手県大槌町で始まった。昨秋病死した町内在住の女性が、津波で行方不明の親族を捜しながら撮った写真など100点が展示された。親交を結んだ主催者は「町の被災状況が一目で分かる教科書のような写真を撮っていた」とその死を惜しむ。 伊藤陽子さん(昨年74歳で死去)は、2011年3月11日の震災当時、岩手県内の別の町を車で移動中だった。山間部に避難した後、翌日未明に大槌に戻った。町内では自宅を目指しつつ、車に積んでいたカメラや携帯電話などで被災状況を撮った。Advertisement その後も2人の兄の行方を捜しながら撮影を継続。死亡が確認された後もシャッターを切り続けた。12年3月に写真集「がんばっぺし大槌」を自費出版。亡くなるまでに撮った写真は、遺族から地元の震災伝承団体「大槌語り継ぐ会」に寄託された。復興に向けた造成工事が進む自宅付近でカメラを手にする生前の伊藤陽子さん=岩手県大槌町大町で2015年3月11日午前7時55分、高尾具成撮影 回顧展を主催する「語り継ぐ会」代表の倉堀康さん(42)は「がんばっぺし大槌」で伊藤さんの写真に接し、震災遺族が集う場で本人と知り合った。親子ほど年は離れていたが、活動を共にするうち親しくなった。倉堀さんは「伊藤さんの写真集は大槌の被災状況が分かる『教科書』だった。今後も震災を伝える活動に使わせてもらう」と静かに語った。 岩手大名誉教授の麦倉哲さん(70)は、社会学者として伊藤さんから聞き取りをした他、震災伝承活動に共同で取り組んだ。「研究の枠を超えたかけがえのない人だった。同じ方向を向いて進んできた」としのんだ。会場には「伊藤さんともっと、、、伝承の活動したかった」と掲示し、哀悼の意を示した。 会場では伊藤さんが撮影した、津波後の火災で煙る町中心部やがれきの撤去作業、復旧工事の状況などの写真を展示。別の町民らの写真や絵画なども見られる。商業施設「マスト」で12日午前まで。入場無料。【奥田伸一】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>