藤原章生の不思議なムトゥワ毎日新聞 2026/3/8 13:00(最終更新 3/8 13:00) 有料記事 3100文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷日本の山岳修験者のようにムトゥワは聖山を歩き回った=南アフリカ自由州のモトゥレン洞窟近くで2025年10月 見抜く力、未来を読む目をそなえたクレド・ムトゥワは1985年、バブル経済が始まる直前の日本に、何を感じたのか。<日本滞在のあと、私は日本人を深く愛し、尊敬するようになった。なぜなら、彼らの習慣の中で、南アフリカ人の心に響かないものは何一つなかったからだ。それほどまでによく似ていた。私は自分が日本人と一体だと感じるようになった>(筆者訳、一部略、以下同) 南アフリカの特派員だった藤原記者の連載「不思議なムトゥワ」は今回が8回目。これまでの記事はこちらで読めます。「私たちは何かに導かれている」 これは彼が80年代末に書いた「夢、預言、そして神秘」という随筆(本「ズールー・シャーマン」収録)の言葉だ。「英知への道」という小見出しがついた文章はこんなふうに始まる。 みな自分が運命の主人公だと思っているが、私たちは何かに導かれている。国家や大陸、世界、宇宙も何かに動かされている。人類はいま災いのふちに立たされている。宗教から引き離された科学が地球環境を壊し、私たちの体をむしばんでいる。 凡人の私でも、平和を生みだしたい。人々は分断されている。創りたい人と壊したい人に。私は失われたものをよみがえらせたい。世界を自分が生まれたときより良い場所にしてこの世を去りたい。心に触れれば恐怖は吹き飛ぶ 大事なのは対話だ。紛争は、違う派閥、国、人種が互いを知らずに起きる。戦争を生むのは恐怖と憎しみで、それらは無知がもたらす。武器商人に必要なのは人々の無知なのだ。 通りを歩き、見知らぬ人があいさつを返さなければ心がゆがむ。相手は醜く見え不快なにおいさえする。敵をつくるのは自分の魂だ。 その人をじっくり観察すれば、自分と同じところが見つかる。悪意や私利私欲の人は、私たちにそれを見つけさせたくない。違う、と思わせ、人の心に壁を作らせる。外見に惑わされず心に触れれば、恐怖など吹き飛ぶのに――。外国人排斥、分断強まる このくだりで、日本人とアフリカ人が似ているという話が始まる。きっと来日前のムトゥワにも、「日本人だけは異質だ」という先入観があったのだろう。 いまの日本は、85年当時より、外国人排斥や分断があらわになったよう…この記事は有料記事です。残り2190文字(全文3100文字)【前の記事】たった一度の日本滞在 げたと浴衣着け帰国関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>