毎日新聞 2026/4/4 08:56(最終更新 4/4 08:56) 945文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ホルムズ海峡の地図を指さすトランプ米大統領を模したミニチュア=2026年3月26日、ロイター 原油輸送の要衝ホルムズ海峡で、通過する船舶からイランが「通航料」の徴収を始めたと報じられている。その額は積み荷の原油1バレル当たり少なくとも1ドルと言われ、常態化すれば世界経済への打撃は大きい。欧米などは強く反発しているが、戦闘の先行きが見えない中、実際に支払って通過する船舶もあるようだ。 英海事専門紙ロイズ・リストなどによると、イランの徴収システムは既に運用が始まっている。 仕組みはこうだ。 船舶はまず、通過に先立ち仲介業者を通じて積み荷の内容や目的地、乗組員名簿などをイラン側に提出。イランの精鋭軍事組織・革命防衛隊海軍による審査に「合格」すれば、「許可コード」と航路が指示される。Advertisement 船舶は無線を通じて許可コードを伝え、承認されればイラン側のボートの護衛を受けて海峡を通過する。通航料の支払いは人民元や仮想通貨(暗号資産)で行われるという。ホルムズ海峡近くを航行するタンカー=アラブ首長国連邦(UAE)で3月11日、ロイター イランは「友好国」を5段階にランク付けし、友好度の高い国には有利な条件を提示しているとされ、審査を通らなかった船舶は通航が認められない。実際、革命防衛隊は3月、承認を受けなかったコンテナ船を引き返させたと発表している。 これまでにマレーシアや中国、インドなどの船舶が通航を許可され、通航料を支払ったケースもあると報じられている。ただ、インド政府は「航行の自由」の観点から「海峡通過に許可は必要ない」との立場で、支払いはしていないと説明しており、実際にどの程度支払いが行われたかは不明だ。 ホルムズ海峡は世界の原油供給量の約2割が通過する要衝で、戦闘前は1日あたり約2000万バレルの原油や石油製品が通過していた。米CNNの試算によると、仮に通航料の支払いが確立されれば、イランは原油だけで1日約2000万ドル(約32億円)を得ることになる。液化天然ガス(LNG)を含めれば、2024年のイランの月間原油輸出収益の約15~20%に相当する額になる見込みで、その収益はエジプトのスエズ運河に匹敵するという。 スエズ運河のような人工の水路と異なり、国際海峡であるホルムズ海峡では国際法上、原則として通航料の徴収は認められないとされ、欧米などは強く反発している。だが、戦闘が続く中、海峡を「開放」する手立ては見えないのが現状だ。【カイロ古川幸奈】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>