コクミンの薬局、管理薬剤師の兼務相次ぐ 法に抵触、調剤報酬返還へ

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独自2026年3月2日 6時00分有料記事華野優気管理薬剤師を他店に出していたことが確認されたコクミンの大阪市内の調剤薬局。近くの病院から処方箋(せん)を交付されたとみられる患者らが次々と中に入っていった=2026年2月2日午後2時50分、大阪市、華野優気撮影 ドラッグストアチェーン「コクミン」(本社・大阪市)が運営する調剤薬局で、責任者である「管理薬剤師」が、複数の店舗で兼務する不適切な運用が続いていたことがわかった。管理薬剤師は患者の健康管理などのため現場での勤務が求められ、一つの店舗への専従が医薬品医療機器法(薬機法)で義務づけられている。同社は兼務が同法に抵触すると認め、調剤報酬の返還を検討する。 コクミンによると、管理薬剤師の兼務は大阪府や兵庫県、福岡県の計12店舗で確認された。体調不良などで管理薬剤師らが欠員となって営業が難しくなった店舗に、この12店舗から管理薬剤師を派遣していた。別の薬剤師の印鑑使い発覚免れる例も 派遣された管理薬剤師が、利用客から処方箋(せん)を受け付けて調剤する際、その店舗の管理薬剤師の印鑑を使って発覚を免れていた事例もあった。派遣元の店舗は別の薬剤師らが業務に当たっていたという。 兼務は、複数の店舗を統括するエリアマネジャー2人の指示で続いてきた。2人は会社側に、法令違反を認識していたが、通常通りに開店させることを優先したという趣旨の説明をしているという。 昨年末に内部通報で発覚した。コクミンは各地の保健所などに報告し、指導を受けているという。同社は通報時点から過去1年間にさかのぼって兼務を確認。過去3年間をめどに調査を続け、期間中の調剤報酬について「返還も含めて適切に対応を進めていく」としている。調剤報酬は、調剤や服薬指導などに対して公的な保険制度から受け取る対価。コクミン「薬剤師が不足していた」 管理薬剤師は、医薬品の管理…【スタンダードコース|デジタルのみ】有料記事が読み放題!今なら4カ月間月額200円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人華野優気東京社会部|調査報道担当専門・関心分野消費者問題、社会福祉関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月2日 (月)イラン最高指導者 殺害される商船三井 ホルムズ海峡足止め節約志向 落ち込む肉消費3月1日 (日)米・イスラエル、イラン攻撃クリントン氏「犯罪知らず」名鉄百貨店本店が閉店2月28日 (土)消費減税法案 今秋の提出意欲ワーナー争奪戦 ネトフリ撤退天皇陛下がWBC観戦へ2月27日 (金)出生数 10年連続で減少SNSから犯罪被害 小学生増加フェルメール 最初期の作品もトップニューストップページへコクミンの薬局、管理薬剤師の兼務相次ぐ 法に抵触、調剤報酬返還へ6:00独自OPECプラス有志国が原油増産決定 イラン攻撃受け市場安定化狙う0:43最高指導者ハメネイ師死亡、イランの今後は? 知っておきたい要点17:00エプスタイン氏と関係指摘の伊藤穣一氏 学長務める大学「問題なし」16:00書けなかった責任果たしたい 封印された引き揚げ時の性暴力を追って17:00抗がん剤治療中止と医師判断 「どうしても会いたい」と半泣きした夫9:00