BeMe:「将棋か出産か」の局面 福間香奈さんが指した「除名覚悟」の勝負手

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BeMe 私らしく毎日新聞 2026/2/27 11:00(最終更新 2/27 11:00) 有料記事 4089文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷2024年12月に生まれた長男を抱く笑顔の福間香奈清麗(右)と夫の健太さん=福間清麗提供(画像の一部を加工しています) 第一人者が放った強烈な「勝負手」だった。 女流6冠(当時)の福間香奈清麗(33)が昨年末に開いた記者会見。 妊娠・出産にかかわる日本将棋連盟の対局規定に対する問題提起は反響を呼び、連盟は妊娠・出産期に問答無用で事実上の不戦敗とする規定を、すぐに削除した。 その記者会見で、私(記者、63歳)は福間さんのある言葉に衝撃を受けた。 「戦わずして負けることは、言葉では言い表せない無念さがある」 私が驚いたのは「無念」という言葉の強さだった。 心のどこかで「出産のためには不戦敗も仕方ないのでは」と軽く考えていた自分に気付かされた。 将棋に育てられ、目の前の一局に全身全霊を傾けてきた福間さんの思いを、私は全くわかっていなかった。記者会見を聞いてもまだ、すべてわかってはいないかもしれないと思った。 あれから2カ月。改めて思いを聞きたいと、福間さんに取材を申し込んだ。 <記事の主な内容> ・第2子か対局か、二者択一? ・目を疑った連盟からのメール ・議論に向けた福間さんの私案この問題の取材なら…… 夫婦で指導する大阪府大東市内の将棋教室。朝早くの訪問にもかかわらず、福間さんが笑顔で出迎えてくれた。 訪ねたのは2月初旬。ちょうど、自身がタイトルを持つ女流名人戦(五番勝負)と2度目の棋士編入試験(同)を戦っているさなかの日曜日だった。それでも、「この問題の取材なら、お受けします」と時間をもらった。 福間さんが記者会見を開いたのは2025年12月10日。前日の9日付で、連盟に規定の変更を求める要望書と提案書を送っていた。 問題としたのは、25年4月に連盟が設けた規定だ。 タイトル戦の日程が対局者の出産前後の一定期間と重なる場合、母体への影響を考慮して対局者を変更する、という内容。規定に従えば、タイトル保持者の場合は自動的に失冠する。 「今の規定では第2子を諦めなければならない。非常に苦しい状況です」 記者会見で、福間さんはそう訴えた。 同席した弁護士は、対局か出産かの二者択一を迫る規定はリプロダクティブ・ライツ(生殖に関する自己決定権)を大きく制約すると指摘。人権上の問題だとした。 マタニティーハラスメント(マタハラ)ではないかとの声もあり、記者会見の内容は海外ニュースでも取り上げられた。 実はこの1年以上前にも、福間さんは記者会見を開こうとしたことがあった。第1子出産前のことだ。的中した不安 24年5月、福間さんは12月に出産予定であることを連盟に伝えた。 「予定日がタイトル戦と重なり、戦えない可能性があります」 前年の夏には流産を経験していた。無事に出産するために、場合によっては対局日程を変えてほしいという趣旨だった。 「わかりました」という連盟の返答に、「配慮してもらえるのだろう」と最初は感じた。 ところが、日がたつにつれ、不安が…この記事は有料記事です。残り2910文字(全文4089文字)【時系列で見る】【前の記事】女性の不安あおる商品に危機感 若手研究者らがGI考えるグループ関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>