解剖・高市現象:高市首相が演出した新旧対立 2年前の「石丸現象」に酷似する点とは

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解剖・高市現象毎日新聞 2026/2/27 05:30(最終更新 2/27 05:30) 有料記事 3169文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷衆院選の結果を受け、記者会見を行う高市早苗首相(左)=自民党本部で2026年2月9日午後6時半、平田明浩撮影 自民党が衆院の3分の2超の議席を得た今回の衆院選。それほど高くなかった自民の政党支持率や、超短期決戦により煮詰まらない政策論争など、高市早苗政権に対する逆風も予想された中での地滑り的勝利は、なぜ起こったのか。 昨年の参院選で躍進した参政党などを分析してきた伊藤昌亮・成蹊大教授(メディア社会学)に高市首相の強さの背景を尋ねると、近年の選挙にみられる新たな論点や、政権に相対する野党勢力の凋落(ちょうらく)も浮き彫りになってきた。  <主な内容> ・「より良い社会」より「どう生き延びるか」 ・ポジティブ思考のロールモデルとして ・高市氏が見せた擬似的な新旧対立 ・複雑な分断の構図 ――今回の衆院選で高市首相に人気が集まった背景をどう見ますか? ◆自民を大勝に導いた「高市現象」は、2024年の東京都知事選で次点となった石丸伸二氏の「石丸現象」に酷似します。 石丸氏はロジカル、高市早苗首相はポジティブと、思考は異なりますが、どちらも政策論争をせず、人々を勇気づける「自己啓発キャラクター」として訴えかける点が特徴的です。 そして今の若い人は、社会をどう良くするかという「政治的」領域よりも、自分がどう生き延びるかという「前政治的」な生き方の指南者を求めています。二つのキーワード 「成長」と「応援」 ――「前政治的」とはどのような状態でしょうか? ◆政治的な領域では、社会のことを考えて政策が語られますが、前政治的な領域では個人の生き方に対して自己啓発的な訴えかけがされます。 石丸現象時の動画を分析したときに、人気があるのはそうした動画ばかりで、若者への「応援」が一つのキーワードとして浮かび上がりました。 また、TikTok(ティックトック)の人気動画の傾向として、盛り上げるための応援歌やほんわかしたBGMを使い、感動を強調するような動画が多くありました。 そして自己啓発的な訴えかけのなかでもう一つ浮かび上がるキーワードが「成長」です。 放っておいても経済成長した昔と違い、今の若い人には自分が頑張らないと成長できないという感覚があります。しかし、どう成長すればいいか分からない。 そう悩む人々に、高市氏は「働いて働いて働いて………この記事は有料記事です。残り2248文字(全文3169文字)【時系列で見る】【前の記事】「公共政策の理性保てるか」 識者が憂えるポスト真実政治の社会保障関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>