将棋盤=2026年1月12日、渡部直樹撮影 藤井聡太名人(23)への挑戦権を争う将棋の第84期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の最終9回戦が26日、静岡市葵区の浮月楼で一斉に指され、永瀬拓矢九段(33)が110手で佐藤天彦九段(38)に、糸谷哲郎八段(37)が97手で近藤誠也八段(29)にそれぞれ敗れ、最終成績7勝2敗で首位に並んだ。名人挑戦権の行方は3月2日に東京都渋谷区の将棋会館で行われるプレーオフに持ち込まれた。永瀬九段は2期連続、糸谷八段は初挑戦が懸かる。佐藤九段は3勝6敗、近藤八段は6勝3敗で今期を終えた。 永瀬九段は「プレーオフは想定していなかったが、糸谷八段には直近で敗れているので、もう一局指せるということでしっかり頑張りたい」、先に敗れた糸谷八段は「自分が負けているので幸運があればと思うが、今は将棋の反省くらいしか出てきません」と話した。【丸山進、新土居仁昌】