毎日新聞 2026/2/25 05:30(最終更新 2/25 05:30) 有料記事 3070文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷障害のある娘に愛情を注いできたが、女性の心は不安でいっぱいだった=2026年1月21日午後1時29分、芝村侑美撮影 知的障害がある長女を連れ、夜の河川敷に向かった。 持ってきた帯ひもを娘の首にかけた。「お母さん、後から行くからな」 果物ナイフで自らの首を切ると、意識が遠のいていった。 「自分が死んだら、この子はどうなるのか」。41年間にわたって愛情をかけてきたが、心の中は不安にさいなまれていた。 障害のある子供に尽くす親たち。疲れや不安を抱えながら介護(ケア)を担ってきました。その告白を紡いでいきます(全4回の第1回) 第2回・一歩間違えたら自分たちも=26日午前5時半公開予定 第3回・娘あやめた償い 差し伸べた手=27日午前5時半公開予定 第4回・ケアラーの人権守る取り組みを=28日午前5時半公開予定障害、まひ、大変さ増す子育て 関西地方で暮らす80代の女性は、20代前半で最初の子を授かった。予定日よりも遅れた出産だった。 仮死状態で生まれてきた長女。一命を取り留めたが、知的障害があり、体の一部はまひしていた。 中学まで養護学校に通い、その後は自宅で暮らしながら福祉施設に通う日々だった。 食事や着替えは自分でできる。成長してからも体を動かすのが好きで、バドミントンにボールのなげっこ、縄跳びでよく遊んだ。 女性は当初、障害を深刻に考えていなかった。ただ、自身も年を取っていく。子育ての大変さが増していった。意思疎通うまくいかず母子で涙 外出しようとすると、長女は「行く」「行かない」を繰り返し、ごねてしまう。機嫌を取り戻すのに数十分かかることはざらだった。 話はできるけれど、意思疎通はうまくいかない。「娘が言いたいことたくさんあっただろうけれど、分かってやれなかった」。母子一緒に泣くこともあった。 長女を一人きりにするのはどうしても不安だった。買い物はいつも一緒。スーパーで「大根を取ってきて」と頼むと、娘はにっこり笑って手伝ってくれた。「買い物で私について回るだけなら飽きてしまうから」。自分なりの工夫だった。 息抜きできるのは娘が施設に行っている時だけ。娘を最優先にしながら生きてきたつもりだった。不満、疲れ、少しずつ 周りの人たちは無理解だった。 長女を含めて3人の子に恵まれたが、夫は長女の…この記事は有料記事です。残り2167文字(全文3070文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>