犠牲が出ないと変わらない 飲酒事故遺族が危険運転改正案に抱く懸念

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毎日新聞 2026/2/25 06:00(最終更新 2/25 06:00) 有料記事 2123文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷佐藤隆陸さんの遺影の前で、飲酒運転事故の遺族から寄せられたメッセージカードを見る母の佐藤悦子さん=大分県国東市で2017年2月12日午前、屋代尚則撮影 飲んだら、乗るな――。この当たり前のことがいつまでたっても守られない。 自動車運転処罰法の危険運転致死傷罪にアルコール濃度の数値基準が設けられる見通しとなった。 ビール大瓶2、3本の飲酒運転で人を死傷させれば、10年以上の拘禁刑に問われる可能性がある。 曖昧だった適用基準の明確化が期待されるものの、被害者遺族の心は晴れない。 「数値基準が高すぎる」という懸念が頭から離れないからだ。 飲酒運転の根絶に向けた動きに終わりは見えない。突きつけられた「逃げ得」 「今捕まると飲酒がばれる」 19歳の運転手は現場からすぐに逃走した。交差点を渡っていた会社員を乗用車ではね、そのままにした。 時刻は未明。前日の夕方から5リットル以上の酒を飲み、運転中も発泡酒を飲んでいた。約4キロ離れた神社に車を隠し、約4時間半後に出頭した。 検査で検出されたアルコールは、酒気帯び運転の基準をわずかに超えた呼気1リットルあたり0・22ミリグラム。 危険運転の要件「アルコールの影響で正常な運転が困難」は立証できなかった。 会社員は亡くなり、下された判決はわずか懲役3年。危険運転ではなく、より量刑が軽い過失運転が適用された結果だった。 これは今から23年前、鹿児島県の奄美大島で起きた事故だ。 「なぜ過失運転なのか。どうして逃げたのに罪が軽くなるのか」 次男の隆陸(たかみち)さん(当時24歳)を亡くした佐藤悦子さん(74)=大分県国東市=は到底納得できなかった。副検事が口にしたまさかの言葉 3人きょうだいの末っ子だった隆陸さんは甘え上手で、いつも家族の中心にいるような子だった。 父と同じ土木の道を歩み、建設会社に入った。いずれは家業の建設業を継ぎたいと語っていた。 奄美大島には事故の2年ほど前に赴任し、トンネル工事に従事していた。 佐藤さんには息子の死を巡り、忘れられない言葉がある。 「それだけ不満があるの…この記事は有料記事です。残り1325文字(全文2123文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>