映画の推し事毎日新聞 2026/2/28 22:00(最終更新 2/28 22:00) 2390文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「This is I」Netflixで独占配信 はるな愛の半生を基にしたNetflix映画「This is I」が配信中だ。2026年はさらに、“伝記もの”の作品として、戸田恵梨香主演で細木数子の人生を描くNetflixシリーズ「地獄に堕ちるわよ」(4月27日から配信)や、名曲「上を向いて歩こう」の誕生秘話に迫る映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」(12月25日公開)が控えている。 事実は小説よりも奇なり、そう思わせる人生や楽曲秘話は人々の興味をそそるようだ。注目の3作を紹介する。Advertisement時代切り開いたはるな愛と医師 「This is I」は、はるな愛の「素晴らしき、この人生」、和田耕治・深町公美子の「ペニスカッター:性同一性障害を救った医師の物語」を参考に、幼いころからアイドルを夢見る主人公ケンジ(望月春希)が、医師・和田耕治(斎藤工)と出会い、“アイ”となって自身の運命を大きく変えていくさまを描く。 ずっと“本当の自分とは何なのか”に悩んできたケンジは、和田医師が執刀する性別適合手術の初めての患者となる。その物語を、はるなの代名詞ともいえる“エアあやや”ならぬ“エア”ミュージカルで活写するのが、本作の魅力だ。 華やかな衣装とダンス、1980年代アイドルを中心とした楽曲が鮮やかに彩る。その一方で、学生時代の凄絶(せいぜつ)ないじめ、“本当の自分”を明かせずにいる家族との関係など、ケンジ/アイの過去も丁寧に描かれる。 シリアスなテーマではあるものの、「もっともっとやれる」「輝ける」と、くじけそうになったときこそ自身を励ますような、鼓舞するようなアイの言葉が真っすぐ胸に届く。 物語は粗削りな部分がありつつも、主演の望月が圧倒的な存在感でけん引。傷つきもがきながら突き進む姿が真っすぐでまぶしく、シリアスな場面から“エア”ミュージカルのシーンまで、振り幅の広い演技は最後まで目が離せなかった。 望月は07年生まれ。これまで映画「違国日記」、ドラマ「恋をするなら二度目が上等」、舞台「ライチ☆光クラブ」などに出演し、本作で主演をつかんだ。劇中の「もっともっとやれる」「輝ける」は望月のためのようなセリフに感じられ、これからの望月の未来を照らす言葉のようだった。Netflixで独占配信中。「地獄に堕ちるわよ」Netflixで独占配信テレビを席巻した細木数子の光と影 タイトルの「地獄に堕ちるわよ」という強烈なフレーズとともにテレビや出版界を席巻した、細木数子を描く。 視聴率20%を超えた冠番組「ズバリ言うわよ!」や、独自に編み出した「六星占術」、“世界で最も売れた占い本”「六星占術によるあなたの運命」など、彼女が瞬く間に一時代を築いたその軌跡は、00年代のテレビに親しんだ世代なら記憶に刻まれている人も多いだろう。 ドラマでは、銀座のクラブのママから一世を風靡(ふうび)した占師となって名をはせ、霊感商法や裏社会とのつながりなど黒いうわさもささやかれた彼女の激動の人生に、どこまで踏み込むのかが見どころとなる。借金問題のときに細木が後見人を務めた島倉千代子(三浦透子)も登場するということで、かなり深いところまで切り込むようだ。 主演の戸田、島倉役の三浦のほか、共演には伊藤沙莉、生田斗真、中島歩、市川実和子、杉本哲太、余貴美子、石橋蓮司、富田靖子ら豪華キャストが名を連ねる。個性豊かな顔ぶれで、細木の光と影を濃く描くことになりそうだ。 Netflixにて4月27日より独占配信。「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」Ⓒ「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」製作委員会全米1位の「上を向いて歩こう」秘話 「上を向いて歩こう」の作曲家・中村八大、作詞家・永六輔、歌手・坂本九の“六八九トリオ”を描くのが、映画「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」。主演の岡田准一が中村役、松坂桃李が永役、仲野太賀が坂本役を務める。 「上を向いて歩こう」は、1962年に発売され、63年には「SUKIYAKI」のタイトルで全米ビルボードHot 100で3週連続1位を獲得。日本語の歌詞で快挙を成し遂げた、唯一の楽曲だ。どのようにして国と時代を超えて愛される一曲を生み出したのか、その舞台裏に迫る。 本作を手掛けるのは、映画「64 ロクヨン」「ラーゲリより愛を込めて」などで知られる瀬々敬久監督。彼らの友情や音楽への思いなど、観客の心に訴えかけるような人間ドラマが期待される。 坂本を演じる仲野は、放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主演。年末公開の「SUKIYAKI 上を向いて歩こう」は、“豊臣兄弟ロス”が広がりそうな時期と重なり、ドラマ視聴者の関心も集まりそう。大河ドラマでいえば、岡田は14年の「軍師官兵衛」、松坂は27年の「逆賊の幕臣」で主演。“大河主演俳優”3人による豪華共演となる。 なお、キャスト発表時には、母親がピアノ教師である岡田が、本作のためにピアノにチャレンジしているとコメントを寄せており、劇中でのピアノの演奏シーンも注目だ。12月25日公開。世界の定番ジャンル “伝記もの”は、興味深い作品が多い。海外でいうと「ボヘミアン・ラプソディ」(18年)が日本でも大ヒット。大物アーティストの伝記映画が続き、26年はマイケル・ジャクソンを描く「Michael/マイケル」が6月12日に公開される。 そして、ザ・ビートルズの伝記映画「The Beatles A Four Film Cinematic Event」(28年公開予定)も始動している。メンバーそれぞれの視点で4作が作られるという前代未聞のプロジェクトだ。 人々の関心を集め続ける“伝記もの”だが、ドラマとして作り上げる際に多少なりとも創作が含まれる場合がある。描き方によっては、取り上げた個人や題材に対して、過度の称賛や批判を伴う可能性も。 描かれる内容がすべて真実だと信じてしまうのも危険で、作品を見る側の力量も試されるジャンルとも言えよう。(梅山富美子)【時系列で見る】【前の記事】オスカー候補も当然!スタッフ証言でたどる「国宝」妥協許さぬ〝日本一のチーム〟関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>