毎日新聞 2026/3/1 10:00(最終更新 3/1 10:00) 1236文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷岡山県警が作成したショート動画の一場面=警察庁公式X(ツイッター)から写真一覧 「警察官はやめておけ」 部屋着姿でそう話すのは警察官の父親。警察官を志望する娘に苦言を呈する。 一見すると警察に否定的なフレーズだが、実はこれ、若者向けに警察官のやりがいや働き方を紹介するために岡山県警が作成したショート動画だ。インパクトのある構成で、警察庁が今回初めて実施したコンテストで最優秀賞に選ばれた。 採用倍率の低下に悩む警察は、若い世代が親しみやすいコンテンツを通じてイメージアップを図ろうと試行錯誤している。Advertisementマンガ部門で長官賞に選ばれた群馬県警の宇留野譲巡査長が描いた作品の一部=警察庁提供写真一覧動画132点、マンガ80点集まる コンテストは2025年9月、スマートフォンで見やすい縦型のショート動画とマンガを全国の警察職員から募集し、同11月までに動画132点、マンガ80点が寄せられた。 2月26日に警察庁で表彰式があり、マンガ部門で最優秀の長官賞は群馬県警大泉署の宇留野(うるの)譲巡査長(38)が受賞した。気難しい上司から「犯人を捕まえるだけが警察の仕事じゃない」と薫陶を受けて成長する若手の地域警察官を描いた。 宇留野巡査長は、アニメーション専門学校を経て県警に入り、鑑識課で捜査に使う似顔絵を描いた経験があった。ただ、マンガを手がけるのは初めて。A4判で14ページの作品を勤務時間外に約1カ月かけて仕上げたという。Xで11万回再生 岡山県警が作成した57秒の動画「警察官はやめておけ」は警察庁公式X(ツイッター)で11万回再生され、1000以上の「いいね」が付いて動画部門の長官賞となった。 警察官の父親が「夜中の呼び出しがあるし、危ないことも多い。他にもいい仕事はいっぱいある」と警察官志望の娘に反対。娘は「誰かがやらないといけない仕事なら私がやる。やるなと言われるとやりたくなる」と意志を曲げず、父親が折れるという内容。動画は、本音ではうれしい父親の微笑で締めくくられている。 父親役を演じた県警井原署の井田俊朗巡査部長(52)は「長男が今年大阪府警に採用予定だが、やはり一度は『やめておけ』と言った。苦労ややりがいに共感する若者に警察官を目指してもらえれば」と話す。脚本は県警のショート動画作成を昨春から担う同署員の明石元伸巡査部長(44)が書いた。動画部門で受賞した各県警の職員と警察庁幹部=東京都千代田区で2026年2月26日午後2時7分、深津誠撮影写真一覧受験者数、10年度から24年度で7割減 このほか、動画部門では栃木、福岡、埼玉、長崎、大分の各県警が、マンガ部門では警視庁と愛知県警が官房長賞などを受賞。受賞作は警察庁のホームページやXで閲覧できる。 警察庁によると、全国の警察採用試験の受験者数は、10年度の13万6845人が24年度には4万3059人と7割減少し、採用倍率は同じ期間に9・5倍から3・5倍へと低下した。人口減少のほか、警察学校をはじめ職場環境が厳しいという印象が一因とみられる。 さらに今後は40年ごろから毎年8000人程度の大量退職期に入る。警察庁は「当面人材確保が厳しい状況が続く」とみて、若者が目を留めやすいショート動画やマンガを通じて警察の魅力を知ってもらいたいと考えている。【深津誠】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>