2026年2月28日 6時00分有料記事聞き手・大村美香 畜産を産業の柱とし、村を挙げてブランド牛づくりに取り組んでいた福島県飯舘村。東京電力福島第一原発事故の影響による避難指示の解除から約9年が経ち、再び歩みを進めています。村に戻り、牛を飼いながら精肉店も始めた山田豊さん(43)に、今までの道のりとこれからを語ってもらいました。牛たちを背景に座る山田さん。ほとんど牛舎で飼育している=福島県飯舘村1歳の子と臨月の妻と、山形へ 4人きょうだいの一番下です。小さい頃から、父が牛を飼う姿を見て育ちました。上のきょうだいたちは「お前に任せた」という感じで皆家を出て、僕は東京農業大学に進んで同級生に刺激を受けたこともあり、家業を継ぎました。 事故当時、子どもが1歳半、妻は臨月。避難先の山形で2人目が生まれました。 とりあえず、仕事をしなくてはいけない。別の土地で農業をすることも考えましたが、村をあきらめることもできない。まだ焦って決めなくてもいい、勉強の期間にしようと、京都の精肉店で働くことにしました。 約5年間勤めて、肉の目利き、扱い、切る技術、お客様の好みに合わせた肉の売り方など、多くを学びました。将来を考えて悶々(もんもん)としていた僕をみて、社長がなるべく仕事に集中できるよう、どんどん任せて教えてくれたんです。 父は、避難先の福島県中島村、そして福島市へと移りながら、牛を飼い続けていました。その間に残念ながら祖母と母が亡くなりましたが、2016年、上の子の小学校入学を機に、京都から福島市に移り、父の手伝いを始めました。 「飯舘村で牛を飼う」。父が…【スタンダードコース|デジタルのみ】有料記事が読み放題!今なら4カ月間月額200円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人大村美香くらし科学医療部|食と農専門・関心分野食と農関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月28日 (土)消費減税法案 今秋の提出意欲ワーナー争奪戦 ネトフリ撤退天皇陛下がWBC観戦へ2月27日 (金)出生数 10年連続で減少SNSから犯罪被害 小学生増加フェルメール 最初期の作品も2月26日 (木)「日野町事件」再審開始へ高市首相 カタログギフト配布マイクロソフト 独禁法違反か2月25日 (水)トランプ政権 代替関税を発動中国、軍民両用品の輸出禁止侵攻4年 いまだ見えぬ終戦トップニューストップページへクリントン元大統領、エプスタイン氏めぐり証言 「犯罪全く知らず」4:09トランプ氏、イランの姿勢に「不満」 ルビオ氏は週明けイスラエルへ4:58刑事事件でマンガ中止、名義変え原作者で起用 小学館編集部がおわび22:47年度内の予算成立急ぐ高市首相 丁寧な言い方でも「内容極めて強硬」21:03生徒のみの入店、マクドナルドが中学校名記して「禁止」 福岡の店舗20:20【解説人語】金正恩氏「称賛」の裏で 労働党大会で透けた「不安」6:00