毎日新聞 2026/2/28 09:00(最終更新 2/28 09:00) 1057文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷記者会見前に阪原弘さんの遺影を手にする長男弘次さん=大阪市北区で2026年2月25日午後6時2分、中川祐一撮影 滋賀県日野町で1984年、酒店経営の女性が殺害された「日野町事件」で、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)が2月24日付で再審開始を認める決定を出した。強盗殺人罪で無期懲役が確定した阪原弘(ひろむ)さんは服役中の2011年に病死している。いわゆる「死後再審」はどのように進むのか。 通常の刑事裁判では、公判前や公判中に被告が死亡した場合、裁判所が「公訴棄却」を決定するが、刑事訴訟法は再審公判については裁判を打ち切らないと規定。弁護人がいれば、再審公判を開くことができる。Advertisement 無期懲役の殺人事件の死後再審は今回が初めてとなるが、約40年前に有期の懲役刑で死後再審が開かれた前例がある。1953年に徳島市のラジオ店経営者が自宅で刺殺された「徳島ラジオ商事件」だ。 無罪を主張しながらも58年に殺人罪で懲役13年が確定した元被告の女性は、再審請求中の79年に死亡した。女性の犯人性を補強する証言をした関係者が証言を翻したことで、80年に徳島地裁が再審開始を決定。83年に同地裁で被告不在の再審公判が始まった。 やり直しの初公判では人定質問が省略され、検察官による起訴状朗読後に弁護側が無罪を主張した。検察側は「関係者の証言には信用性がある」として有罪立証を維持し、女性に懲役13年を求刑したが、地裁は判決で信用性を否定し再審無罪を導いた。検察側は控訴せず85年に無罪が確定した。 近年では、23年に開かれた袴田巌さん(89)の再審公判で、心神喪失の状態の袴田さんに代わり、再審請求をした姉の秀子さん(93)が無実を訴え、「無罪」の判決主文も被告席に座って聞いた。 阪原さんの再審公判は、無期懲役を言い渡した確定審の大津地裁で開かれる。弁護側は、23年2月の大阪高裁決定が「無罪を言い渡すべきことが明らかな証拠」とした複数の新証拠を提出するとみられる。 検察側が再審請求審同様に有罪立証を図るのかが焦点となり、有罪立証を維持すれば、再審公判も判決までに一定の時間を要する可能性が高い。ただし、過去に殺人事件の再審で有罪が維持されたことはなく、今回も無罪となる公算が大きい。山崎学・元東京高裁部総括判事=東京都立川市で2024年9月5日午後3時12分、巽賢司撮影 山崎学・元東京高裁部総括判事は「客観的な証拠を丁寧に検討し、捜査段階の『自白』に疑問を投げ掛けた大阪高裁決定は筋が通っている。支持した最高裁決定は妥当だ。生きている間の名誉回復が望ましく、死刑・無期懲役の重大事件や被告が高齢の場合は、再審請求から決定までの期間を区切るといった制度の導入も検討すべきではないか」と指摘する。【三上健太郎、安達恒太郎】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>