2026年2月26日 18時08分黒田早織和解成立後に会見を開いた原告の大島薫さん(中央)と代理人弁護士ら=2026年2月26日午後2時33分、東京・霞が関、黒田早織撮影 アダルトビデオ(AV)の元出演者が、東京都内のAVメーカーに自身の出演作品の映像データの販売差し止めや賠償などを求めた訴訟は、東京地裁で24日に和解が成立した。原告側が26日に明らかにした。 現在は作家などとして活動する原告の大島薫さんは2014年、被告メーカーで1作品に出演した。15年の引退後も販売が続き、17年には無断で写真集が発売された。 業界団体は18年、発売から5年がたった作品に対する販売停止の申請の受け付けを始めた。大島さんは20年に販売停止を申請したが、会社側は停止に応じず、さらに大島さんのフォトブックなどを無断で公表。大島さんは販売差し止めを求めて23年に提訴した。 大島さんの出演や作品の販売は、国会で22年に「AV出演被害防止・救済法」が成立する前だったが、今回の和解は、この法律の趣旨に沿う内容となった。メーカー側が大島さんに関する全ての制作物を回収・破棄するほか、今後も製造・販売しないとする約束などが盛り込まれた。解決金(金額は非公表)も払われるという。 代理人の伊藤和子弁護士は「法律の施行前の被害を解決できたのは非常に大きな成果だ」。長期に及ぶ裁判は原告の負担も大きいことから、裁判を起こさずに差し止めを請求したり、応じない業者に刑事罰を科したりできる法改正が必要だと指摘した。【スタンダードコース|デジタルのみ】有料記事が読み放題!今なら4カ月間月額200円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人黒田早織東京社会部|裁判担当専門・関心分野司法、在日外国人、ジェンダー、精神医療・ケア関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月26日 (木)「日野町事件」再審開始へ高市首相 カタログギフト配布マイクロソフト 独禁法違反か2月25日 (水)トランプ政権 代替関税を発動中国、軍民両用品の輸出禁止侵攻4年 いまだ見えぬ終戦2月24日 (火)スカイツリーで緊急停止「まるで本物」実はニセ広告「早上がり」賃金でトラブル2月23日 (月)ミラノ・コルティナ五輪閉幕へトランプ氏、新関税は「15%」天皇陛下66歳に 被災地へ思いトップニューストップページへ帰国した大谷翔平、「侍ジャパン」に合流 今大会は指名打者に専念16:15「コメ買ったことない」大臣は退場 次は備蓄米で「ジャブジャブに」6:02消費減税「国民会議」始まる 野党は警戒感 知っておきたいポイント18:29商品券への厳しい批判から1年 首相のカタログギフトに尽きぬ疑問18:00迷い続けた相談の電話、長引いた裁判 勤務先での性被害からの8年半16:40デジカメ、9割減からの復調なぜ? 支える「スマホにない価値」とは17:00