2026年2月27日 18時38分根本快事故翌日の現場の様子。死亡した2人は遮断機の内側で国道(右)の信号待ちをしていたとみられる=2025年1月10日、神戸市垂水区、原野百々恵撮影 神戸市垂水区の踏切で2025年1月、中国人観光客の女性2人が山陽電鉄の電車にはねられて死亡した事故をめぐり、2人の両親が山陽電鉄と運転士に計1億3900万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、神戸地裁であった。山陽電鉄側は争う意向を示した。 事故は25年1月9日に起きた。死亡した2人は踏切内のJR西日本と山陽電鉄の計4本の線路を北側から歩いて通過した後、南側の遮断機の内側で山陽電鉄の電車にはねられた。進行方向にあった国道2号の信号待ちをしていたとみられる。 遺族側は訴状で、信号待ちの本来の待機場所とされた遮断機と国道の間は当時、約1.25メートルと狭く、急勾配だったため、2人が遮断機の内側を待機場所と勘違いした可能性があると指摘。「山陽電鉄は危険性を認識しながら事故の防止策を怠った」などと主張していた。 一方、山陽電鉄側は答弁書で、待機場所の形状を踏まえても待機に支障はなく、「事故の発生につながったとは全く考えられない」などと主張。踏切には遮断機や警報機など必要な保安設備が設けられ、運転士も2人の姿を確認後すぐにブレーキをかけたなどとして、「注意義務違反はなかった」などと反論した。 その上で、2人は警報音が鳴り始めて遮断機が下りた後もスマートフォンで付近を撮影し続けていたとし、「(2人の)落ち度は非常に重大」などと主張した。 この日は遺族側の意見陳述もあり、「想像しうる最大の苦しみを受けている」とする書面を代理人弁護士が代読した。工事後の現場の様子。踏切の手前にあった斜面を水平にし、車道と平行にスロープを新設した=2026年2月18日午後2時9分、神戸市垂水区、田口慎太郎撮影 事故現場では、待機場所を拡張して緩やかなスロープを新設する対策工事が2月に終了した。【スタンダードコース|デジタルのみ】有料記事が読み放題!今なら4カ月間月額200円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人根本快神戸総局|事件・司法担当専門・関心分野事件、政治資金関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月27日 (金)出生数 10年連続で減少SNSから犯罪被害 小学生増加フェルメール 最初期の作品も2月26日 (木)「日野町事件」再審開始へ高市首相 カタログギフト配布マイクロソフト 独禁法違反か2月25日 (水)トランプ政権 代替関税を発動中国、軍民両用品の輸出禁止侵攻4年 いまだ見えぬ終戦2月24日 (火)スカイツリーで緊急停止「まるで本物」実はニセ広告「早上がり」賃金でトラブルトップニューストップページへ天皇陛下がWBC観戦へ 67年前は長嶋茂雄さんがサヨナラ本塁打16:49住宅ローン変動金利引き上げ 急増する借り換え相談、「逃げ切り」へ18:08「延命治療しない」妻の思いに夫は 医療が寄り添う、期間区切る治療15:00最高気温40度以上の日、新名称を募集 気象庁が今夏から運用17:00金正恩氏が党大会で誇った「成果」の裏は 韓国識者が現地情報で分析16:00【解説人語】再編進む高校と入試 少子化や授業料無償化でどうなる?17:00