京都市営バスに市民優先の運賃導入 オーバーツーリズム対策、全国初

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2026年2月25日 11時20分山田みう清水寺や祇園の方面に向かうバス停には50メートルほどの列ができていた=2025年11月21日午前9時35分、京都駅、山田みう撮影 観光客の増加によって京都市営バスの混雑が慢性化している問題で松井孝治市長は25日、主に市中心部で運行する市営バスの料金体系について2027年度中に市民と市民以外に分け、市民の運賃を最大200円安くする方針を市議会で明らかにした。市によると、優先価格が実現すれば、オーバーツーリズム対策としては全国初。 松井市長は「市民にも観光の恩恵を実感してもらいたい」と、市民を優遇する「優先価格」の導入を公約に掲げ、検討を進めていた。 市営バスは、初乗りから運賃が変わらない主に市中心部を走る「均一区間」と、距離に応じて変わる「調整区間」がある。 松井市長は現行230円の均一区間を350~400円に値上げした上で、市民については200円にすると表明した。 調整区間でも優先価格を導入するとし、運賃についてはさらに検討するとした。 バス運賃などについて定める道路運送法では、特定の旅客に対する「不当な差別的取り扱い」を禁じており、「不当」とみなされる運賃の変更はできない。 市は、松井市長が市長選で初当選した24年2月以降、同法を所管する国土交通省と協議しており、この点をクリアしているとみられる。 ただ市は優先価格を導入しても「混雑緩和にはつながらない」(市当局)とみる。 観光客に多くの運賃を負担してもらうことで、市民の観光に対する不満を和らげることが主な狙い。市営バスの混雑緩和については、観光専用の特急バスの運行や地下鉄の利用を促すことなどで対応したいという。 市民と市民以外を見分ける方法については、交通系ICカードにマイナンバーカードの情報をひもづける方法を検討している。今月17日には、国交省が優先価格の導入を見据えて開発したシステムによる実証実験も行った。【スタンダードコース|デジタルのみ】有料記事が読み放題!今なら4カ月間月額200円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人山田みう京都総局|京都市政担当専門・関心分野教育、文化、都市開発関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ2月25日 (水)トランプ政権 代替関税を発動中国、軍民両用品の輸出禁止侵攻4年 いまだ見えぬ終戦2月24日 (火)スカイツリーで緊急停止「まるで本物」実はニセ広告「早上がり」賃金でトラブル2月23日 (月)ミラノ・コルティナ五輪閉幕へトランプ氏、新関税は「15%」天皇陛下66歳に 被災地へ思い2月22日 (日)トランプ関税に違法判決衆院選で買収容疑 候補者逮捕私立小教員の自殺 労災認定トップニューストップページへ武器輸出拡大へ「5類型」撤廃 「政策の大転換」自民が提言まとめる11:06広島カープが羽月隆太郎被告との契約解除 「ゾンビたばこ」巡り起訴11:11京都市営バスに市民優先の運賃導入 オーバーツーリズム対策、全国初11:20国公立大2次試験始まる、23万人が出願 予備校「安全志向」指摘も9:54ロシアのドローン攻撃急増 「1月だけで6千回」奪われる市民の日常10:00マンション投資で「終活支援」 高齢者狙う不動産会社、迫った警視庁9:33